教養・一般
上智大学外国語教育の新たなる挑戦 第3巻
1,760円（税込み）
CLIL（内容言語統合型学習）とは・・・
英語で他教科（地理、歴史、生物、化学など）や特定のテーマ（環境問題、異文化理解など）を学ぶことで、自然な文脈の中で英語を使いながら身につけていくこと。単に英語で授業をするということではなく、知識力・言語力・思考力を育成し、実践力・応用力を伸ばすための教育法である。
高い語彙力・読解力がありながらも、討論や口頭発表が苦手とする学生のために、第１巻（2011年3月発刊）で原理と方法を詳述し、第２巻（2012年9月発刊）「実践と応用」では上智大学で行った実践例を紹介し、続く本書「第３巻 授業と教材」ではその後の国内外のCLIL実践と研究の最新動向を盛り込みました。
日本全国の中学、高校、大学、語学学校等でも広く実践に活かせる内容。
さらに、小学校の「外国語活動」でもCLIL実践が始まっており、実り豊かな外国語教育を行うために必読の一冊です。
目次
第１章 CLIL活用の新コンセプトと新ツール
はじめに
1 CLIL活用の新コンセプト
2 CLIL活用の新ツール
3 CLIL活用の授業例
まとめ
第２章 CLIL授業の教案作成と授業運び
はじめに
1 CLILの目指す言葉の教育
2 CLILのバリエーション
3 ソフトクリルを志向した教材案と授業運営
4 CLILの教材作成手順のヒント
まとめ
第３章 CLIL教材の作成例
はじめに
1 小学校のCLIL教材例
2 中学校のCLIL教材例
3 高校のCLIL教材例
4 大学のCLIL教材例
まとめ
第４章 上智大学のCLILプログラム
はじめに
1 カリキュラムの設計
2 プログラムの運営
3 CLIL授業の実践例
4 プログラムの評価
まとめ
第５章 CLILにおける学習評価の理論と実践
はじめに
1 CLILにおける学習評価のための基礎知識
2 外国語教育におけるCLILの意義
3 CLILのテスト
4 CLILテストの実例
まとめ
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
池田真…いけだ・まこと／上智大学文学部英文学科教授
渡部良典…わたなべ・よしのり／上智大学大学院言語科学研究科教授
和泉伸一…いずみ・しんいち／上智大学外国語学部英語学科教授、同学科長
