教養・一般
公共調達と競争政策の法的構造 第2版
2,200円(税込み)
実務に関わる自治体の会計・入札担当部門、法曹関係者必携・必読の書
●初版発刊(2012年)後5年間の、法令改正や実務の変化を随所に盛り込み、解説。
・2014年「建設3法」(建設業法、公共工事品確法、公共工事入札契約適正化法)の改正による担い手育成・確保の問題
・現在の独占禁止法改正の動向
・各種閣議決定、国交省ガイドラインの反映 etc.
●独占禁止法を専門とし、国や地方自治体等の公共調達・公共工事関連の委員会委員を多数務める著者が書き下ろしました。
序
第1部 歴史:公共調達と競争政策の交錯
第1章 出発点としての「大津判決」
第2章 会計法令と実態の乖離
第3章 問題の単純化と一連の改革
第4章 公共工事品質確保法
第5章 現在位置と展望:「契約の自由」への覚悟
第2部 入札契約制度における競争の構造
第1章 準備作業:公共調達分野における競争とその規律の構造
第2章 競争入札と随意契約
第3章 最低価格自動落札方式と総合評価落札方式
第4章 入札参加資格の設定
第5章 上限価格と下限価格
第6章 公共調達における付帯的政策
第3部 公共調達と独占禁止法
第1章 総論
第2章 入札談合
第3章 排除行為
第4章 支配(的)行為
第5章 独占禁止法違反が疑われる発注者側の行為
第6章 入札不正と刑法