悲嘆の中にある人に心を寄せて ―人は悲しみとどう向かい合っていくのか―

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編著者名
SUP上智大学出版/発行(株)ぎょうせい/発売
高木慶子・山本佳世子/共編
判型
四六・304ページ
商品形態
単行本
雑誌コード
図書コード
5300222-00-000
ISBNコード
978-4-324-09771-7
発行年月
2014/04
販売価格
2,750 円(税込み)

内容

人生は、「悲しみ」にあふれている――
様々な喪失による悲嘆を取り上げ、
悲しみを抱えたまま生きることを認める社会、
悲しみを抱える者が共に安心して暮らせる社会を目指す。

・これまでのグリーフケア研究及び関連本は、「死別による悲嘆」を中心に置くものがほとんどであるが、
 本書では、死別以外の喪失(大切なひと、もの、ことがらの喪失)による悲嘆や、
 公認されにくい悲嘆にも焦点を当てた初めての書。

【グリーフ(悲嘆)ケアとは】
  身近な人と死別して悲嘆に暮れる人が、その悲しみから立ち直れるようそばにいて支援すること。

目次

第1部 大切な人を喪失することによる悲嘆
 第1章 家族を亡くした子どもの悲嘆(山本佳世子・山下文夫)

 第2章 災害被災者の悲嘆(黒田裕子)

 第3章 犯罪被害者遺族の悲嘆(倉戸ヨシヤ)

 第4章 自死遺族の悲嘆(高木慶子・山本佳世子)

 第5章 流産、死産を経験した親の悲嘆(山中美智子・吉野美紀子・堀内成子)

 第6章 中絶を経験した女性の悲嘆(山中美智子・吉野美紀子・堀内成子)

 第7章 失踪者家族の悲嘆(中森弘樹)


第2部 大切なもの・ことがらを喪失することによる悲嘆
 第8章 がん患者の悲嘆(大河内大博)

 第9章 特別養護老人ホームで生活する高齢者の悲嘆(打本弘祐)

 第10章 障害を持つ子の親の悲嘆(大塚晃)

 第11章 インターネットにつながりを求める人々の悲嘆(森俊樹)

 第12章 夜眠れない子どもたちの悲嘆(水谷修)

 第13章 犯罪加害者家族の悲嘆(阿部恭子)

 補論  臨終の悲嘆からの患者と家族の解放(日野原重明) 


編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)

【編著者】
  ?木 慶子:上智大学グリーフケア研究所特任所長
  
  山本 佳世子:上智大学グリーフケア研究所主任研究員

  黒田 裕子:看護師、NPO法人阪神高齢者・障害者ネットワーク理事長

  倉戸 ヨシヤ:大阪市立大学名誉教授

  山中 美智子:聖路加国際病院女性総合診療部医長

  大河内 大博:浄土宗願生寺副住職、臨床仏教研究所専門委員

  打本 弘祐:浄土真宗本願寺派教師・布教師

  大塚 晃:上智大学総合人間科学部社会福祉学科教授

  水谷 修:関西大学・花園大学客員教授

  日野原 重明:聖路加国際メディカルセンター理事長、日本スピリチュアル学会理事等

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