教養・一般
バイオバンクの展開 ―人間の尊厳と医科学
2,640円(税込み)
1 移植用臓器提供の際の研究用組織の提供・分配システムの構想に関する準備委員会報告書
2 意見書集
1.日本のバイオバンク
(1)わが国のヒト組織の研究利用の現状と経緯
(2)つくばヒト組織バイオバンクセンターの試み
(3)日本における細胞リソース事業―理研細胞バンクの事業例
2.創薬研究に必要なヒト組織
(1)創薬研究とヒト組織利用
(2)不可欠の創薬研究ツール
(3)探索・開発ステージでの薬物動態研究
3.ヒト組織の提供と移植医療
(1)救急医療の歴史と現状
(2)わが国における臓器移植・提供の現状
(3)ヒト組織提供と移植医療―組織移植の現状
(4)死体からの研究用組織の利用
(5)HAB研究機構の役割と現状―ヒト試料の有効活用
4.ヒト組織研究の法的・倫理的検討
(1)自己決定権は死後の身体利活用に及ぶか?
(2)死体からの研究用組織提供について、遺族の意思と死者の意思
(3)死体の法的地位と所有権・人格権
(4)「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の策定を受けて―ゲノム指針との関係など
(5)死体解剖保存法と「臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン」
(6)研究用組織提供におけるインフォームド・コンセント
5.生命倫理と医科学研究
(1)これからの医科学研究を考える
(2)人間の尊厳、倫理、法 ―ヒト胚研究をめぐって
(3)わが国における医科学研究発展のためのゲノム指針の運用
3 資料