看護師に必要とされる英語実践力を養成する教科書
〇英語の実践力だけでなく、その背後にある看護師に必要とされる心構えや知識が習得できるよう、理論篇で多角的に解説。 〇実際に上智大学で2年間にわたり開講した講座の実践の記録と教材の一部を実践篇・教材篇で紹介。
*看護英語の授業・カリキュラム策定を担当する教員には
上智大学の教育の強みを生かした、看護学・言語教育・英語教育・応用言語学の知識を融合した授業教材の手引書として。 *看護学生、看護系大学の学生、看護英語を必要とする現職看護師には
看護という営みにおける言葉の役割を多角的に理解し、看護師と患者の関わりの根本にある世界共通の普遍性を学ぶ教科書・参考書として。
目次
Ⅰ 理論篇
1章 看護とは
2章 看護におけることば
3章 ケアリングとしてのことば
4章 医療におけることば
5章 看護英語と言語教育・学習理論
6章 看護場面に必要とされる英語
Ⅱ 実践篇
7章 指導実践例
8章 実践の結果と受講生の声
Ⅲ 教材篇
Role-play Task 1:心臓カテーテル検査で入院する患者さんへの対応
Role-play Task 2:痛みがあって入院する患者さんへの対応
Role-play Task 3:交通事故で緊急入院する患者さんへの対応
Role-play Task 4:入院する高齢の患者さんへの対応
著者紹介
片桐由紀子 上智大学総合人間科学部看護学科助教
工藤みき子 昭和大学保健医療学部看護学科講師
瀧口 庸子 上智大学総合人間科学部看護学科助手
塚本 尚子 上智大学総合人間科学部看護学科教授
舩木 由香 上智大学総合人間科学部看護学科准教授
峰松 愛子 上智大学言語教育研究センター講師
山形 寛 上智大学総合人間科学部看護学科助手
渡邉 彩 上智大学総合人間科学部看護学科助手
渡部 良典 上智大学言語科学研究科教授