里地里山の保全案内 ―保全の法制度・訴訟・政策―

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編著者名
SUP上智大学出版/発行  (株)ぎょうせい/発売
坂口洋一著
判型
A5・204ページ
商品形態
単行本
雑誌コード
図書コード
5300213-00-000
ISBNコード
978-4-324-09736-6
発行年月
2013/12
販売価格
2,200 円(税込み)

内容

環境・農林業・都市計画・景観・エネルギー行政等の関係者に向けて、「持続可能な地域社会づくり」の道を指し示す書!

減少・荒廃の危機にある里地里山。その保全の手立てとは?

 


■「里地里山」保全 のためにおさえるべき知識を体系的に整理。

■環境影響評価制度、景観紛争事例の争点、自然保護関連諸法の全体像を紹介。景観紛争にかかわる法曹関係者にもお勧め。

■生物多様性を確保しながら、食料自給・エネルギー自給を実現するための政策についても概説。

里地里山とは、原生的な自然と都市の中間に位置し、集落とそれをとりまく二次林、農地、ため池、草原などで構成される地域

国土の約4割を占める「里地里山」は、動植物の生息環境として、食料や木材の供給源として、さらには美しい景観や文化伝承の面からも、日本国民に長く恵みをもたらしてきました。

 

しかしながら今日、その減少・荒廃が進み、生物多様性の喪失や国土保全の働きの低下などが懸念されています。


目次


第1章 里地里山の現状と課題
里地里山の現状/里地里山の減少と荒廃の原因/里地里山の保全と再生の方向

第2章 里地里山の保全と法律
里地里山生態系の保全/生物多様性基本法/自然公園法/希少種保存法/鳥獣保護法/ラムサール条約湿地/自然再生法/景観法と文化財保護法/都市緑地法/都市公園法/くぬぎ山の保全と再生をめぐる取組事例/里地里山の生物多様性保全の在り方

第3章 里地里山の開発をめぐる紛争と環境影響評価制度
環境影響評価法/里地里山でのゴルフ場開発/里地里山での道路建設計画

第4章 景観訴訟から里海の保全へ
眺望訴訟の歴史/景観利益の保護/景観と里海保全の行政訴訟(日光太郎杉事件、鞆の浦埋立免許の差止訴訟)/国営諫早湾干拓事件と泡瀬干潟埋立事件

第5章 里地里山の保全と再生の政策
エネルギー地産地消(自給)のまちづくり/再生可能エネルギーを活かしたまちづくりの実例―岩手県葛巻町/バイオマスを活かしたまちづくりの実例(廃棄物系バイオマス―大分県日田市の例、未利用系バイオマス―岡山県真庭市の木質系バイオマス活用例/エネルギー作物―新潟県バイオエタノールと滋賀県バイオディーゼルの例)/再生可能エネルギーの固定価格買取制度/日本のエネルギー政策の在り方/里地里山の再生の道

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