教養・一般
植民地時代アメリカの宗教思想
2,640円（税込み）
初期アメリカ研究分野における専門研究の少ない我が国において、宗教思想史をアメリカの植民地時代まで遡ることで宗教思想、文化を歴史的に検証し、現代アメリカの政治、宗教保守等のテーマに史料分析的視点を提供します。
今まで語られることのなかったアメリカピューリタニズムを、主要人物の人生を織り交ぜドラマチックに解説します。
アメリカにおけるキリスト教史の良書です。
目次
1 ヨーロッパの大西洋世界進出とキリスト教
2 ピューリタニズムとインターナショナル・カルヴィニズム
3 ニューイングランド・ピューリタニズムと大学教育
4 都市とピューリタニズム――オールドサウス教会、ブラトルストリート教会の創立
5 回心中心的福音主義とリヴァイヴァル
6 第一次大覚醒運動と環大西洋・植民地間交流
7 回心体験ナラティヴの再生
8 ジョージ・ホィットフィールドと環大西洋福音主義文化の成立
9 啓蒙主義と大覚醒運動
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著者紹介（肩書は発刊当時、敬称略）
増井志津代…ますい・しづよ／上智大学文学部教授
