企業社会の進展とともに、企業環境法理論も深化が進んでいます。
これに対応するため、同法の情報・理論をフォローアップして、前回版を最新の内容に改訂。
企業法としての商法の立場からみた環境問題の解決方法の検討方法を主とし、自然と共存する上での企業のあり方を説きます。
法科大学院の開講科目テキストとしても最適な1冊です。
目次
1 環境問題の現状と企業環境法の構築
2 企業の環境管理
3 環境情報の開示制度
4 企業の環境責任
5 企業と廃棄物・リサイクル問題
6 環境損害と環境汚染賠償責任保険(EIL保険)
7 海洋汚染損害と民事賠償・補償責任制度
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著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
吉川栄一…よしかわ・えいいち/上智大学大学院法学研究科教授