▷ 「社会教育主事」の任用資格と「社会教育士」の称号取得のための基本書
▷ 図書館、公民館など社会教育施設の関係者からNPO職員・企業勤務者まで。
生涯学習や社会教育の広がりを担う全ての人のリカレント(学び直し)に役立つ本
◆「地域全体の学びのオーガナイザー」として重要性が増す「社会教育主事」。
その任用資格取得のための必修テキストです。
生涯学習・社会教育の基本事項を理解することができます。
◆ 社会教育主事講習テキストとして。
大学・短大の社会教育主事・図書館司書・博物館学芸員の養成課程テキストとして。
幅広く活用いただけます。
◆ 社会教育主事講習/養成課程の修了者は令和2年度から「社会教育士」と称することができるようになり、行政・NPO・企業など活躍の場が拡大中。
初学者の学習用としてだけではなく、都道府県・市区町村の社会教育関係職員、NPO・企業などで社会教育活動に携わる方の学び直しにも役立つよう内容を精選しています。
◆ 随所に「法令チェック」「用語解説」「参考」のコラムを配し、学習をサポートします。
社会教育主事 とは ○社会教育法が都道府県・市町村の教育委員会に置くと定めている専門的職員〈必置〉。 ○資格保有者の中から教育委員会が発令します。 ○公民館や社会教育センターなどで社会教育活動を行う地域のリーダーにアドバイスをしたり、生涯学習講座や社会教育講座などの企画・運営に携わったりします。 ○国は、社会教育主事を社会教育振興の中核を担う「地域全体の学びのオーガナイザー」として位置づけ、その養成強化・活躍促進の方針を打ち出しています。
目次
第1章 生涯学習の現代的意義と生涯学習振興施策
1 生涯学習の現代的意義と生涯学習論の系譜
2 生涯学習振興施策の動向
第2章 社会教育の意義と展開
1 社会教育の概念
2 社会教育の内容・方法・形態
3 日本における社会教育の歴史的展開
4 諸外国における社会教育の歴史的展開
5 社会教育の基本法令と施策の動向
6 社会教育行政の組織と役割
7 社会教育に関係する財政、予算
8 社会教育行政における委員
9 社会教育主事と社会教育士
10 社会教育に関する団体と指導者
11 社会教育施設の意義と役割
12 公民館の機能と役割
13 図書館の機能と役割
14 博物館の機能と役割
15 その他の社会教育施設の機能と役割
第3章 生涯学習社会の構築に向けた家庭・学校・地域の役割
1 生涯学習社会と家庭教育
2 生涯学習社会と学校教育
3 学校・家庭・地域の連携・協働と社会教育の役割
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著者紹介
■執筆・編集代表:原 義彦(東北学院大学教授、「社会教育主事講習の充実に資する教材等の開発に関する調査研究委員会」委員長)
■編集元:国立教育政策研究所社会教育実践研究センター