「委任契約書にどのような記載をする?」
「相手方弁護士の情報はどこまで取得する?」
「和解条項案は積極的に提示する?」
今さら聞けない、自信が持てない “あの場面”を乗り切るヒントが詰まった一冊!
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目次
● ActⅠ 事件受任の場面にて
広告をする/依頼者と初めて面談する/依頼者から話を聞く/委任契約書を作成する
● ActⅡ 方針決定の場面にて
相手方と接触を図る/相手方に連絡する手段を考える/相手方と直接会って交渉をする/交渉決裂後の解決手段を選択する
● ActⅢ 提訴準備の場面にて
依頼者から聞き取りをする/証拠を収集する/訴状を起案する/訴状を裁判所に提出する
● ActⅣ 口頭弁論の場面にて
答弁書を作成する/口頭弁論に出頭する/準備書面を起案する/証拠を収集し提出する/ 訴えの変更と取下げ・反訴をする
● ActⅤ 証人尋問の場面にて
人証申出をする/尋問の打合せをする/尋問をする/尋問調書を取り寄せる
● ActⅥ 和解の場面にて
和解にどう臨むか/依頼者に和解を説明する/和解の申出をする/裁判所で和解交渉をする/和解条項を作成する/和解をどう成立させるか/和解調書を受領する
● ActⅦ 判決言渡しの場面にて
判決言渡しと判決受け取りに臨む/判決内容を検討する/控訴状を提出する/強制執行を準備する
著者プロフィール
●髙中正彦 昭和54年弁護士登録(東京弁護士会)。髙中法律事務所
●堀川裕美 平成19年弁護士登録(東京弁護士会)。日比谷見附法律事務所
●西田弥代 平成20年弁護士登録(東京弁護士会)。隼あすか法律事務所
●関 理秀 平成20年弁護士登録(東京弁護士会)。TMI総合法律事務所
(肩書は発刊時点、敬称略)