◇弁護士が被疑者・被告人の弁護業務を担うにあたっての手続の流れと実務上の留意点を丁寧に解説した実践的手引書です。
◇被疑者・被告人とのコミュニケーション、被害者家族との交渉、捜査官・検察官・裁判官とのやりとり、公判廷での証人尋問まで、感情・利害が鋭く対立する対人間の接し方等の工夫を経験豊富な弁護士が詳解しており、新人弁護士・若手弁護士が、知識では得られない経験から得られたノウハウを獲得できます。
◇外国人・少年事件・障害のある方の弁護など、特に対応に配慮を要する点まで解説されており、複数冊を読み込んで獲得すべき知識を本書1冊で必要・十分な知識・スキル・手続を得られます。
◇裁判員裁判制度が開始されて12年余を経て積み重ねられたプレゼン技術、質問・尋問手法等が紹介されており、現場経験、研修等で積み重ねるべきノウハウを書籍から学べます。
◇「被害者対応」「黙秘」「情状弁護」「法廷技術」について座談会を収録。各弁護士による考え方と工夫が「見える化」されています。
◇中堅・ベテランであっても最新のノウハウを確認できるため弁護士であればキャリアを選ばない書籍です。
目次
第1編 捜査弁護
第1章 任意出頭
第2章 逮 捕
第3章 勾 留
第4章 捜索・差押え
第5章 接 見
第6章 当番弁護士制度・被疑者国選
第7章 証拠保全
第8章 保 釈
第2編 外国人・少年事件等
第1章 外国人事件
第2章 少年事件
第3章 障害のある人の弁護
第3編 被害者対応
第4編 公判弁護
第1章 第1回公判期日前の弁護活動
第2章 公判前整理手続
第3章 公判手続と弁護活動
第4章 判決言渡後、上訴手続外の弁護人の活動
第5章 控訴・上告
第5編 座談会
資料編―書式例
著者プロフィール
■東京弁護士会法友全期会(とうきょうべんごしかいほうゆうぜんきかい)
法友全期会は、東京弁護士会の会派である法友会の会員のうち研修所終了後15年未満の弁護士による組織で、会員数は約1,700名。地方の弁護士にも知名度が高い。本書の旧版のほか、同時刊行される『離婚・離縁事件実務マニュアル 第4版』、『遺産分割実務マニュアル 第3版』など好評書を多数執筆。