「紛争防止」のための契約書作成の考え方と「紛争発生時」の対応方法を解説!
◆予防法務
契約書作成に際して、最初に確認すべき事項、交渉にあたっての基本的な姿勢を解説したうえ、具体的な契約条項について、当事者双方の視点から、どこに注意すべきか、どのように表記するか、何を考慮すべきかを解説!
◆トラブル対応
各契約における代表的な類型(契約上の義務を履行したか、契約に明確に定めていない事項について権利義務が発生したか、契約違反に基づく損害賠償の有無や額、解除等に基づく契約終了の成否など)を概観したうえで、各類型に共通する対応策を確認し、さらにトラブル類型ごとに対応指針の考え方と具体的対応(交渉、保全、調停、支払督促、通常訴訟、仲裁、強制執行など)を豊富な図表でわかりやすく解説!
◆秘密保持・売買・業務委託・共同開発・合弁契約といった書面作成機会の多い分野からAI開発・利用契約といった新規分野まで詳解!
おすすめ 弁護士・司法書士・企業取引のリスク管理を担う企業法務担当者
目次
第1編 契約トラブルの予防法務
第1章 総 論
第2章 秘密保持契約
第3章 OEM契約(製造物供給契約)
第4章 業務委託契約
第5章 共同開発に関する契約
第6章 合弁に関する契約
第7章 AI開発・利用契約
第2編 契約トラブルの出口戦略
第1章 総 論
第2章 秘密保持契約
第3章 OEM契約(製造物供給契約)
第4章 業務委託契約
第5章 共同開発に関する契約
第6章 合弁契約
第7章 AI開発・利用契約
著者紹介
■阿部・井窪・片山法律事務所(あべ・いくぼ・かたやまほうりつじむしょ)
企業法務、訴訟・紛争処理、事業再生・倒産法、知的財産法、ライフサイエンス分野、M&A・事業再編、国際法務、コンプライアンス・危機管理、金融法、競争法、情報法、労働法等の分野において、多くの民事事件を代理するとともに様々な法律相談を受けている。
法律部門のほか知的財産部門を設け、特許・商標出願業務にも精通している。
2022年4月現在、弁護士、弁理士および事務局スタッフあわせて約150名の体制であり、顧問先は、国内外のメーカー、金融機関、流通業、建設業、サービス業等の多様な産業にわたり、国内だけでも約400社を数える。
『契約書作成の実務と書式』(第2版、有斐閣・2019年)、『企業における裁判に負けないための契約条項の実務』(初版、青林書院・2023年)は、名著として弁護士等に支持されている。