月刊 ガバナンス 2023年6月号  特集1:農業・農村をどう守るか 特集2:〝6月病〟に負けない!メンタルヘルスマネジメント|地方自治、法令・判例のぎょうせいオンライン
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月刊 ガバナンス 2023年6月号  特集1:農業・農村をどう守るか 特集2:〝6月病〟に負けない!メンタルヘルスマネジメント

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編著者名
ぎょうせい
判型
A4変型
商品形態
雑誌・電子書籍
雑誌コード
13321-06
図書コード
7135001-23-060
8179040-23-060
ISBNコード
発行年月
2023/06
販売価格
1,320 円(税込み)

内容

年間購読をご希望の方はこちらからお求めください。  その他バックナンバーはこちらからお求めください。本誌の特徴:■地方公務員の仕事をサポートし、“共感”を得られる雑誌づくりをめざしています。■自治体の“改革・改善”を応援します。■地域づくりに役立つ情報を提供し、“地域力、自治力”を高めます。■自治体現場の“政策力、実践力、発信力”を高めます。■ともに地域を創る「共治」をめざす、地域づくりに携わるすべての人々のための“自治総合情報誌”です。




●特集1 農業・農村をどう守るか

農業・農村を取り巻く環境が揺れ動いている。過疎化や人口減少が進み、農林水産業の衰退が深刻化していた中山間地域では近年、関係人口の創出や田園回帰の流れなども生まれていたが、新型コロナ禍による社会・経済の停滞に加え、ロシアのウクライナ侵攻によるグローバル経済体制の動揺や物価の高騰が経営を直撃。さらに世界規模での気候変動や人口爆発、災害の多発・激甚化、人口減少の加速化など環境は非常に厳しい。この転換期の中で、農業・農村をどう守り、どのような社会としていくのか。デジタル化の進展なども踏まえながら考えてみたい。

■食料・農業・農村政策のあり方──農政見直しの論点 小田切徳美
小田切徳美 明治大学農学部教授
食料、農業、農村、グリーン分野の新しい政策は多くが政策領域の拡張や他部門との連携を求めるものであった。それは地域の実情に応じた、柔軟な対応がますます重要になることを意味し、自治体農政の充実こそが不可欠である。そのあり方を含めた農政システム改革の論点化と活発な議論を期待したい。


■不安定化するグローバル環境にどう対応してゆくか/柴田明夫 ■酪農・畜産危機と食料安全保障/鈴木宣弘
■スマート農業をどう活かすか/野口 伸 ■広がりつつある農福連携の可能性/吉田行郷 ■〈取材リポート〉鳥インフルエンザ発生に備え大規模農場で予防・まん延防止を強化/茨城県

 

●特集2 〝6月病〟に負けない!メンタルヘルスマネジメント

新年度がスタートして早2か月。新しい環境に適応しようと緊張状態がつづき、自分でも気づかないうちにストレスや疲労を溜め込んでいる人は少なくないのではないでしょうか。新型コロナウイルスへの対応もフェーズが変わり、この数年で日常化した働く環境やスタイルの変化に戸惑う人もいるのでは。大型連休後に憂鬱になってしまう「5月病」は乗り切ったつもりでいたけど、なんだか最近心身の調子がイマイチな…。実はそれ、徐々に蓄積されたストレスによる「6月病」が忍び寄っているのかもしれません。6月病はうつ病の入り口ともいわれている厄介者。何かとジメジメした今の時期にメンタルヘルスについて考えます。

■一人で悩まない 自治体職員のためのメンタルヘルス/種市康太郎 ■自治体職員のメンタルヘルス対策とこれから/大杉 覚

キャリアサポート連載

■管理職って面白い! 前例のないことは通せない/定野 司 ■「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ 官民連携を阻害する要因と進めるコツ/後藤好邦 ■誌上版!「お笑い行政講座」/江上 昇 ■〈公務員女子のリレーエッセイ〉あしたテンキにな〜れ!/藤永佑衣 ■自治体DXとガバナンス/稲継裕昭 ■自治体職員なら知っておきたい!公務員の基礎知識
職業としての公務員に必要な専門知/高嶋直人
■そうだったのか‼ 目からウロコのクレーム対応のワンヒント
人は自分にとって不利な話は聞きたくない/関根健夫
■自治体法務と地域創生──政策法務型思考のススメ/出石 稔(関東学院大学地域創生実践研究所) ■キャリアを拓く!公務員人生七転び八起き/堤 直規 ■〈リレー連載〉Z世代ズム~つれづれに想うこと/椋田佳奈 ■ただいま開庁中!「オンライン市役所」まるわかりガイド/武馬千恵 ■寺本英仁の地域の“逸材”を探して/寺本英仁

 

●巻頭グラビア


自治・地域のミライ 
岡田康裕・兵庫県加古川市長
デジタルを活かしながら、一人ひとりの市民の幸福感の向上に取り組む

岡田康裕

岡田康裕・兵庫県加古川市長(47)。市民の幸福感の向上を市政の目標に掲げる。子育て支援にも力を入れるが、「人口減少をきちんと受け止めて、それを踏まえたまちづくりへの向き合い方も必要」と話す。


連載


□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝
壇ノ浦合戦の真相──源頼朝たち転生者(七)

取材リポート


□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
「福島の桃」、長すぎる風評被害【汚染処理水放流⑸伊達市の農家】
原発事故、続く模索㊴

桃は福島県を代表する農産物で、美味しさには定評がある。なのに価格が全国平均より1割以上低く、今もまだ風評被害に苦しんでいる。原発事故から12年が経ち、被災体験の伝承にすら課題が出てきているのに、なぜ風評だけは続くのか。福島県は今年度、詳細な市場分析に基づき、新たなブランド戦略に乗り出す。生産者の高齢化や資材費の高騰といった課題をはねのけて、活路を探る。


□自治体政策最前線──地域からのイノベーション 
エコビレッジ構想+SDGs未来都市──小さな循環によるまちづくりで「一流の田舎」を実現する(富山県南砺市)

豊かな自然に恵まれ、独自の文化が根づいている富山県南砺市は、自立のまちへ向けて「南砺市エコビレッジ構想」を推進している。様々な資源の地域内循環と地域外との連携により、自然と共生し、人と人が支え合って真の豊かさが実感できる暮らしの場を実現するのが目標だ。その取り組みが評価されて「SDGs未来都市」に選定された市は、エコビレッジ事業を深化させ、住民自ら地域課題に向き合って解決を図る住民自治に取り組んでいる。


●Governance Focus
□ハードは「復旧」しても、人が戻らない――西日本豪雨から5年。岡山県倉敷市真備町で深化する多様な課題
/葉上太郎
●Governance Topics
□議会評価における外部評価ヒアリングを実施──会津若松市議会 □受け手の立場に立った分かりやすく親しみやすい行政文書づくりに向けて
──港区伝わる日本語シンポジウム~すべての人に「伝わる」日本語とは~
□市民とアップデートした、SIMULATIONたまを体験──東京都多摩市


連載


□ザ・キーノート/清水真人 □自治・分権改革を追う/青山彰久 □新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之 □地域発!マルチスケール戦略の新展開/大杉 覚 □市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照 □“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘 □地域経済再生の現場から~Bizモデルの中小企業支援/岡田弘毅(Himi-Biz) □自治体の防災マネジメント/鍵屋 一 □市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹 □公務職場の人・間・模・様/金子雅臣 □生きづらさの中で/玉木達也 □議会局「軍師」論のススメ/清水克士 □地方議会シンカ論/中村 健(早稲田大学マニフェスト研究所) □「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭 □From the Cinema その映画から世界が見える 『世界が引き裂かれる時』/綿井健陽 □リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『自治体職員の「自治体政策研究」史』小関一史]


カラーグラビア


□つぶやく地図/芥川 仁
日本一支える、愛情込めたマダイ養殖──愛媛県宇和島市遊子
□技の手ざわり/大西暢夫
採石から彫りまで職人が手掛ける伝統の硯
【赤間硯作硯家】日枝敏夫さん、陽一さん(山口県宇部市)
□わがまちDiary──風景・人・暮らし
色鮮やかに咲き誇る5万株のあじさいが出迎える(愛知県蒲郡市)
□クローズ・アップ
住民の発案で古墳を発掘──岡山県真庭市北房、地域づくりにどういかす


■DATA・BANK2023 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!

【特別企画】
□EVが変える地域のミライ
「ゼロカーボンシティ」実現に向けEV充電器100基を設置
──山口県柳井市

図書分類

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