令和7年2月下旬発売予定。現在予約受付中です。
「死と再生」をテーマにした 臨床心理学の実践的教科書
人は死を体験し、その体験の中から、再生し、成長していく――。
様々な死と向かい合い、その悲しみや不安をきちんと体験することを支えていく臨床心理士。
「死と再生」に様々な角度から光を当て、それぞれの現場での生きた臨床心理学を伝える一冊!
〇思春期・青年期、老年期、小児医療、がん医療、グリーフケア、生殖医療、依存症など様々な臨床の現場で働く多彩な執筆陣による執筆。
〇各章末のコラムでは、より身近な体験談や事例を紹介。
〇心理職を目指す学生にも読みやすく、すでに臨床を行っている専門家等にも参考になる、一般的な教科書には載っていない内容を盛り込んだ、心理的支援を考えるための教科書。「生きること」「死ぬこと」に興味や悩みを持つ一般読者にもおすすめ。
目次
第1章 生と死をめぐる諸理論
第2章 思春期・青年期の「死と再生」―原因不明の自殺に関する一つの考察―
第3章 老年期と生と死,そして再生
第4章 小児医療における生と死,そして再生
第5章 がん医療における死と生
第6章 グリーフケアにおける死と再生
第7章 生殖医療の死と再生
第8章 依存症における死と再生
第9章 心理療法の中の生と死
コラム
子ども・青年が好むものから理解する/発達障害の死と再生/高齢者の精神科デイケアにおける死と再生/小児集中治療室における死と再生/AYA世代のがんにおける死と再生/犯罪被害者遺族への心理支援/乳児院における死と再生/里親に委託され暮らす子どもの心性/スポーツにおける怪我/芸術療法(アートセラピー)について/箱庭療法における死と再生
執筆者紹介
横山 恭子 上智大学総合人間科学部心理学科教授
長堀 加奈子 順天堂大学薬学部講師
山下 竜一 杏林大学保健学部臨床心理学科学内講師
磯野 沙月 上智大学臨床心理相談室、大正大学非常勤講師
増田 紗弓 聖心女子大学現代教養学部心理学科助教
田 佳潤 NTT東日本関東病院勤務
立川 幸菜 国家公務員共済組合連合会虎の門病院勤務
前田 遥 文京学院大学人間学部心理学科助手
稲垣 智則 東海大学資格教育センター准教授
柳楽 明子 国立成育医療研究センター心理療法室勤務
北山 純 学習院大学文学部心理学科教授
別所 晶子 埼玉医科大学総合医療センター・小児科助教
森田 日菜子 国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科勤務
齋藤 梓 上智大学総合人間科学部心理学科准教授、(公社)被害者支援都民センター心理職
長谷川 昌子 臨床心理士
引土 達雄 新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科准教授
鷲塚 浩二 医療法人社団根岸病院勤務、上智大学総合人間科学部心理学科共同研究員
香月 菜々子 大妻女子大学人間関係学部人間関係学科社会・臨床心理学専攻教授
石井 裕美 上智大学非常勤講師、防衛医科大学校病院心理士