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月刊 ガバナンス 2025年8月号  特集1:人をあつめる極意  特集2:公務員の「傾聴力」

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編著者名
ぎょうせい
判型
A4変型
商品形態
雑誌・電子書籍
雑誌コード
13321-08
図書コード
7135001-25-080
8179040-25-080
ISBNコード
発行年月
2025/08
販売価格
1,320 円(税込み)

内容

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月刊ガバナンス8月号

月刊 ガバナンス 2025年8月号
特集1:人をあつめる極意
特集2:公務員の「傾聴力」
編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
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●特集1 人をあつめる極意

 人口減少社会が深刻になり、あらゆる側面で人手不足が一層深刻になっている昨今、自治体・地域でも「人(担い手、働き手、参加者…)を集めること」が非常に難しい場面が多くなっています。みな同じ状況だから仕方ないとあきらめるのではなく、限られた状況の中でも、新たな試みやチャレンジをして地域や自治体のこれからの可能性を広げる実践をしている事例も多くあります。

 今号はいくつかの「人をあつめる」切り口から、これから自治体や地域に活かすことができるヒントを探ります。

■「人が動く」のではなく「関わりたくなる」場をどうつくるか/金澤剛史
■「やらされ感」から「やりたい!」へ──人が集まるコミュニティをデザインする4つの知恵/金子陽飛
■〈取材リポート〉「求める人材」を獲得するために独自の職員採用や育成プログラムで“最強職場”をめざす
──ねやがわ版リクルーター制度ほか/大阪府寝屋川市

 

●特集2 公務員の「傾聴力」

 業務を進めるうえで、円滑なコミュニケーションを実現したり、相手の潜在ニーズを引き出すことのできる「傾聴力」は非常に重要です。そこで本特集では、「職場コミュニケーション」「ビジネス交渉」「クレーム対応」という三つの場面に着目。各テーマでの「傾聴力」について、お示しいただきます。

■職場コミュニケーションの傾聴力/佐藤光敏
■合意形成の出発点──公務に活かす傾聴力/林田康裕
■クレーム・カスハラ対応の傾聴力/吉田 博

 

キャリアサポート連載

■管理職って面白い!ラテラルシンキング(水平思考)/定野 司 ■「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ
行政が有する情報・データを活かすためのデジタル化/後藤好邦
■誌上版!「お笑い行政講座」/江上 昇 ■〈公務員女子のリレーエッセイ〉あしたテンキにな~れ!/朝比奈和子 ■管理職なら知っておきたい!部下マネジメントの基礎知識/高嶋直人 ■今日から実践!すぐに役立つ!「公務員による研修」のススメ/林 誠 ■HOLG presents 本当にすごい公務員!のココだけの話/山口明大 ■カスタマーハラスメント対策Q&A/関根健夫 ■〈リレー連載〉Z世代ズム~つれづれに想うこと/伊保郁花 ■ただいま開庁中!「オンライン市役所」まるわかりガイド/清原茂史・山本 奨・武馬千恵

 

●巻頭グラビア

□自治・地域のミライ
松田智生・株式会社三菱総合研究所 主席研究員
私主語で描く多世代コミュニティの未来

松田智生氏の写真

松田智生・(株)三菱総合研究所主席研究員(59)。日本版CCRCの普及のために実践を重ねてきた。「大事なことはどんなことがあってもやり続けること」と話す。

 

取材リポート

□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
また途絶えた果樹園を、新しい発想で始動させる──大熊町・梨親父のDNA(下)
原発事故、続く模索65
東京電力福島第一原発が立地している福島県大熊町。原発事故による全町避難で特産の梨を栽培していた農家は全滅した。避難先で栽培を再開したのはただ一人だ。町内で随一の技術を持っていた関本信行さんが、千葉県香取市で病気の梨畑を引き継ぎ、魔法のように蘇らせた。ところが2017年、55歳で急逝してしまう。息子の元樹さん(25歳)は当時高校3年生。梨は大半を伐採せざるを得ず、京都の大学へ進学した。

□自治体政策最前線──地域からのイノベーション
働き方改革支援+起業創業支援・事業者支援
──テレワークなどの多様な働き方とイノベーターの創出で産業振興に注力(徳島県小松島市)

徳島県小松島市は、子育てしながら働ける環境づくり・仕事づくりと多様な働き方の改革に向けて働き方支援センターを開設し、テレワークなどの普及促進に力を入れている。また、デジタルスキルの学びとインターン実習をセットにしたリスキリング推進事業でデジタル人材を育成。さらにコールセンターやスキャニングセンターなどを誘致し、時代のニーズにマッチした雇用の場を確保するとともに、起業・創業支援を本格化させてイノベーターの輩出に乗り出している。

 

●Governance Focus
□17年後の震度7。できたこと、できなかったこと──能登半島地震、石川県輪島市門前町(下)/葉上太郎
2024年1月1日に発生した能登半島地震で震度7を記録した石川県輪島市門前町。17年前の2007年に起きた前回の能登半島地震でも最大震度の6強を記録した。再度の激震に教訓は生かされたのか。「震度7は揺れが全く違った」「あれだけの経験をしていたのに、また同じことが起きた」。被災から1年半。冷静に振り返れるだけの時間が経過した今、経験していたからできたこと、それでもできなかったことを「震度7地区」で聞いた。

●Governance Topics
□コロナ禍での対応と教訓から学ぶ──地方行政実務学会公開シンポジウム
自治体職員経験のある研究者や現役自治体職員らで構成される地方行政実務学会(理事長/礒崎初仁・中央大学教授)は6月7日に都内で公開シンポジウムを開催した。今回のシンポジウムは同学会内に設置した「新型コロナ対応検証研究会」が3年間の調査・研究成果をまとめた報告書が書籍化されたことを記念したもの。自然災害なども頻繁に発生する中、コロナ禍の経験からこれからの自治体の「危機管理力」を考える場となった。

□持続可能な選挙のあり方を議論──第57回『都市問題』公開講座
都市政策のあり方や社会的課題などについて議論をする、第57回『都市問題』公開講座((公財)後藤・安田記念東京都市研究所主催)が6月21日に都内で開催された。昨今の選挙ではSNSが有権者の投票行動に影響を与えはじめるなど、これまでとは様相が変化してきた。民主主義に関わる重要な装置である選挙のあり方を探った。

□政策サイクルの実践と議会DXについて議論
──(公財)日本生産性本部「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナー(報告会)

(公財)日本生産性本部は5月24日、都内で「『地方議会からの政策サイクル』と成熟度評価モデル、議会DXのミライ」をテーマに、公開セミナー(報告会)を開催した。政策サイクル推進地方議会フォーラム(座長=江藤俊昭・大正大学教授)による、「地方議会成熟度評価モデル」の実装化の事例報告と議会DXの現在地についての議論が行われた。

 

連載

□交差点~国×地方/人羅 格 □職場を変える・心を整える「ひとさじの知恵」/咲良美登理 □「公務のトビラ」をひらく!対話と共創/大杉 覚 □自治体DXとガバナンス/稲継裕昭 □人がシホンの 人的資本経営ことはじめ/林(小野) 有理 □“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘 □自治体の防災マネジメント/鍵屋 一 □自治体法務と地域創生──政策法務型思考のススメ/大石貴司(関東学院大学地域創生実践研究所) □自治・分権改革を追う/青山彰久 □市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹 □地域経営シンカ論/中村 健 □生きづらさの中で/玉木達也 □議会局「軍師」論のススメ/清水克士 □「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭 □From the Cinema その映画から世界が見える
『Dr.カキゾエ 歩く処方箋~みちのく潮風トレイルを往く~』/綿井健陽
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか──「先延ばし」と「前倒し」の心理学』安達未来]

 

カラーグラビア

□つぶやく地図/芥川 仁
覚悟で守りつづける伝統の干物製法──茨城県神栖市波崎

□技の手ざわり/大西暢夫
手業の重なりが紡ぐ伝統の厚み──【泉貨紙】菊地製紙(愛媛県西予市野村町)

□本日開園中 FUN!FUN!動物園
北の大地の水族館(北海道北見市)

□風景から歌──旅先で聴いた声を運ぶ/瀬尾夏美
検疫所があった島──広島市南区似島町

【クローズアップ】
「江戸優り」の街に新風を吹かせて20年──千葉県香取市、佐原おかみさん会

 

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月刊ガバナンス8月号

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特集1:人をあつめる極意
特集2:公務員の「傾聴力」
編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
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