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月刊 ガバナンス 2025年11月号  特集1:地域はつづくよどこまでも──持続性ある農山村の未来を描く  特集2:哲学の話をしよう

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編著者名
ぎょうせい
判型
A4変型
商品形態
雑誌・電子書籍
雑誌コード
13321-11
図書コード
7135001-25-110
8179040-25-110
ISBNコード
発行年月
2025/11
販売価格
1,320 円(税込み)

内容

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月刊ガバナンス11月号

月刊 ガバナンス 2025年11月号
特集1:地域はつづくよどこまでも
    ──持続性ある農山村の未来を描く
特集2:哲学の話をしよう
編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
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●特集1 地域はつづくよどこまでも──持続性ある農山村の未来を描く

 人口減少が止まらない中、折々で「地域の持続性」の議論がなされてきました。先ごろ民間有識者による「人口戦略会議」は活動終了の記者会見において、人口問題そのものだけでなく、特に「地方部」の現状が厳しい状況にあることを改めて指摘しました。2025年は平成の大合併がピークだった2005年から20年。とりわけ、日本の国土の大半を占める、いわゆる「中山間地域」や「農山村」と呼ばれる地域のあり方について、今一度じっくり見つめなければならない時期にきています。政府が打ち出しているふるさと住民登録制度など「関係人口」を活かした、行政区域を越えた政策の重要性も高まっています。とはいえ、「地域」はなくならずにつづくもの…地域、とりわけ農山村やそこでの生業のこれからを考えます。

■農山漁村のもつ可能性と持続性/岡﨑昌之
■二層構造のプラットフォームで地域の未来を描く──“開くチカラ”と“まとまるチカラ”の両立を!/神井弘之
■人を「育て合う」100人の一歩へ──古い枠組みを乗り越え、暮らしの持続をめざす/役重眞喜子
■地域はどう外部人材と付き合い、協働していくのか──脱「住民」主義とネットワーク型自治に向けて/田口太郎

 

●特集2 哲学の話をしよう

 毎年11月の第3木曜日は「世界哲学の日」。これにちなみ、今号では公務職場で生かすことのできる哲学の視点・実践をご紹介します。この時代に必要な「公共哲学」の視点とは何でしょうか?また、哲学対話とはどのように行われ、どのような効果を生むのでしょうか?
 各稿の最後には、公務職場にゆかりのある筆者から、本誌読者へ「哲学のことば」をご紹介。VUCAの時代を自治体現場で生きるあなたに、そっと寄り添ってくれるはずです。

■衝突を生み出す時代の古くて新しい公共哲学──SNS、ハラスメント、格差/小川仁志
■公務員に向けた哲学対話の場づくり 〜探求の共同体として〜/高橋 淳
■公務職場の哲学対話から街場の哲学対話(くしろ哲学カフェ)の実践へ/天野 哲

 

キャリアサポート連載

■管理職って面白い!山下りのモチベーション/定野 司 ■「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ
飛騨市に学ぶ「1.1力」の大切さ/後藤好邦
■誌上版!「お笑い行政講座」/江上 昇 ■〈公務員女子のリレーエッセイ〉あしたテンキにな~れ!/堀川亜希子 ■管理職なら知っておきたい!部下マネジメントの基礎知識/高嶋直人 ■今日から実践!すぐに役立つ!「公務員による研修」のススメ/西山雅文 ■HOLG presents 本当にすごい公務員!のココだけの話/市川美奈子 ■カスタマーハラスメント対策Q&A/関根健夫 ■〈リレー連載〉Z世代ズム~つれづれに想うこと/名越ももこ ■ただいま開庁中!「オンライン市役所」まるわかりガイド/新井裕香・木下義昭・山根和明

 

●巻頭グラビア

□自治・地域のミライ
久保田章市・前島根県浜田市長
解は現場にあり。地域の“シンクタンク”としての役所の力を発揮するために

久保田章市氏の写真

久保田章市・前島根県浜田市長(74)。
「これから役所にかけられる期待は一層増していくだろう」と話す。

 

取材リポート

□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
被災地の子が、被災地に学ぶ
原発事故、続く模索68
東日本大震災の発生からもう少しで15年になる。震災を知らない世代が増えており、20歳代前半でもあまり記憶していない人が多い。中学生だと生まれて間もないか、まだ生まれていないかなので、知らないのは当たり前だ。そんな子ども達が自分の町で何が起きたか考えるきっかけにならないか。福島県楢葉町から中学生4人が能登半島地震で震度7を記録した石川県輪島市の門前町に2~3回通った。彼らは何を感じたのか。

□自治体政策最前線──地域からのイノベーション
デジタル変革+スマートアイランド飛島
──DX推進によって住民サービス向上と行政の効率化、地域課題の解決を図る(山形県酒田市)

山形県酒田市は、暮らしや働き方の改革をめざしてデジタル変革(DX)に力を入れている。デジタル変革戦略を策定し、デジタルの力で住民サービス・行政・地域の3分野で改革を推進。市公式LINEによる情報提供やオンライン申請などで市民生活の利便性を高めるとともに、デジタルによる課題解決を市民主体で考えるリビングラボに取り組んでいる。また、離島の飛島でもDX化を進め、スマート・オーダーシステムや帆船型ドローンなどの実証に取り組んだ。

 

●Governance Focus
□「外からのボランティア」を信頼した
──能登半島地震。石川県穴水町、被災者支援が先行した理由/葉上太郎

能登半島地震は2024年1月1日の発生からもうすぐ2年になる。被害が大きかった奥能登2市2町では災害ボランティアの依頼受付が終了した。支援の手が要らなくなったわけではない。長いサポートが必要になる人もいる。石川県穴水町は当初から県外のボランティア団体と密接に協力し、先行的な取り組みを行ってきた。前回17年前の能登半島地震の教訓と、人材のつながりがあったからだ。どんなことができたのか。これからどう活動していくのか。

●Governance Topics
□フードパントリー利用者調査からこれからの支援を議論
──シンポジウムin埼玉 子育て応援フードパントリーを考える Part2

NPO法人埼玉フードパントリーネットワーク(SFPN、草場澄江理事長)は9月6日にシンポジウムを開催した。当日は、同法人と明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)が共同で行ったひとり親世帯の生活実態調査の報告を実施。これを皮切りに、子育て支援・貧困支援に関わる自治体職員やNPO団体関係者らがひとり親世帯の支援に関する様々な意見交換を行った。

□ビレッジプライドを育てる職員研修の実践──自治体情報交換会2025
ちよだ地方連携ネットワークは10月3日、ちよだプラットフォームスクウェアを会場に「自治体情報交換会2025」を開催した。昨年に続き2回目となる今回は、首長や職員が登壇し各自治体におけるちよだ地方連携ネットワークの活動について紹介。その後、参加者も交えて意見交換を行った。

□“再起動”をキーワードに実践から学ぶ──実践者の学びの場「地域経営講座」を実施
(一社)Maniken(中村健代表理事)は、実践者の学びの場「地域経営講座」を8月5日に都内で開催した。同講座は、自治体を取り巻く環境も複雑さを増す中、地域を経営する首長らが学び合う場を提供しようと昨年秋に続いて行われた。今回の講座では、「財政」「公共施設」「コミュニティ」のキーワードでそれぞれの分野の実践者が登壇し、受講者らはそれらの取り組みから学んだ。

□令和6年能登半島地震とリーガル・ニーズ(前編)
──3200件超の弁護士無料法律相談事例分析/岡本 正

大きな災害で被災すると、これからいったいどうやって住まいを再建し、生活全体を取り戻していけばよいのか、という生活を立ち上げるための悩みの声があふれます。助けとなる知識の裏付けとなるのは、法律です。法律は、決まり事を破らないようルールを示すだけはありません。困ったときに私たちを助けてくれる根拠にもなっています。──岡本正著『被災したあなたを助けるお金とくらしの話 増補版』(弘文堂)より

 

連載

□交差点~国×地方/人羅 格 □職場を変える・心を整える「ひとさじの知恵」/咲良美登理 □「公務のトビラ」をひらく!対話と共創/大杉 覚 □自治体DXとガバナンス/稲継裕昭 □人がシホンの 人的資本経営ことはじめ/林(小野) 有理 □“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘 □自治体の防災マネジメント/鍵屋 一 □自治体法務と地域創生──政策法務型思考のススメ/津軽石昭彦(関東学院大学地域創生実践研究所) □自治・分権改革を追う/青山彰久 □市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹 □地域経営シンカ論/中村 健 □生きづらさの中で/玉木達也 □議会局「軍師」論のススメ/清水克士 □「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭 □From the Cinema その映画から世界が見える
『最初の年:民意が生んだ、社会主義アジェンデ政権』/綿井健陽
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『海を旅する』寺本英仁]

 

カラーグラビア

□つぶやく地図/芥川 仁
親子の幸せが息づく開拓地の大根栽培──鳥取県八頭郡若桜町広留野

□技の手ざわり/大西暢夫
古来より今、そして次代へ。つながる伝統の技──【麻(精麻)】JAPAN HEMP CREATION(栃木県鹿沼市)②

□本日開園中 FUN!FUN!動物園
高岡古城公園動物園(富山県高岡市)

□風景から歌──旅先で聴いた声を運ぶ/瀬尾夏美
海がつなぐもの/マジュロ・リタ(マーシャル諸島共和国)

□クローズアップ
「鶴」が連なる驚異の江戸折り紙──三重県「桑名の千羽鶴」の復活と伝承

 

■DATA BANK 2025 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!

 

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月刊 ガバナンス 2025年11月号
特集1:地域はつづくよどこまでも
    ──持続性ある農山村の未来を描く
特集2:哲学の話をしよう
編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
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