
●特集  連携と共生──ウィズコロナ時代の地域経営
新型コロナウイルスのパンデミックは世界の情勢を一変させた。日本においては4月に全国に緊急事態宣言が発出され、その後、5月下旬から段階的に解除されたが、いつ第2波、第3波の感染拡大が起こるのか予断を許さない状況だ。感染拡大に伴い、不要不急の外出や営業、そして都道府県をまたぐ交流も自粛を要請された。これまで「連携と共生」をめざしてきた都市と地方の関係も再構築を迫られるのではないか。ウィズコロナ時代の地域経営を展望したい。
  
  ■ウィズコロナ時代と分散型福祉社会/広井良典

■ウィズコロナ時代の地域経営──“快適インフラ”作りと創造都市戦略/上山信一
■都道府県間の広域連携と共生の再構築/新川達郎
■広域自治体と基礎自治体との連携・共生──北海道からの教訓/山崎幹根
■ウィズコロナ時代の政策立案/佐藤 徹
■ウィズコロナ時代の自治体職員の働き方/太田 肇
■ウィズコロナ時代の介護・福祉施設/鏡 諭
■ウィズコロナ時代の多文化共生/田村太郎
■新型コロナウイルス対策と自治体の財政運営/小西砂千夫
| キャリサポ特集:「複合災害」を回避する──コロナ禍での避難法近年、毎年のように日本を襲う豪雨災害。コロナ禍の中で、複合的にこうした災害が起きたらどうなるのか。国や自治体で対策を進めつつある中で梅雨末期の豪雨災害が九州を中心に今年も発生してしまいました。それでも終息が見えないコロナ禍の状況とともに、今後の台風などを考えればまだまだ油断はできません。withコロナ時代の災害時の避難のあり方や避難所の運営方法などについて改めて考えてみます。■コロナ禍での避難法──「複合災害」を避けるために/秦 康範 〈取材リポート〉 | 
巻頭グラビア
□シリーズ・自治の貌
泉 房穂・兵庫県明石市長
汗と知恵で、「市民の暮らし全力で支えます」
 
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●連載
□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 細川幽斎(五) 新しい世をつくる武士たち
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取材リポート
●取材リポート
  □新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
   追い詰められた末、逆転する【「福島醤油」日本一の情景(5)】
 原発事故、続く模索
福島県白河市には二つの醤油蔵がある。共に震災で蔵が損壊するなどして大打撃を受けた。そもそももうかる産業ではなく、投資は難しい。このうちの一店は廃業を決意した。だが、補助金で建て直せると知り、ラストチャンスに懸けた。結果として、古くから住み着いていた菌が作用する「蔵癖」がなくなり、全国醤油品評会で入賞を繰り返すようになった。もう一つの蔵は、逆に蔵癖を生かし、地域の味を究めようと試みを始めた。
□現場発!自治体の「政策開発」
   全国初、誰もが楽しめる安全・安心なビーチを実現
 ──ユニバーサルビーチ(茨城県大洗町)
関東で高い人気の海水浴場を擁する茨城県大洗町は、ライフセーバーのクラブや地元住民と連携して安全・安心なビーチづくりを進めている。ライフセーバーが中心となって、海岸の清掃活動や子ども向け教育プログラムなどに取り組んでいるのも特徴だ。さらに、障がい者が利用できる施設や水陸両用車椅子を導入したユニバーサルビーチを全国で初めて開設し、誰もが楽しめるアミューズメントビーチをめざしている。
□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
   常任委員会の審議をオンラインで実施──福島県磐梯町議会
福島県磐梯町議会は6月9日、6月定例会の常任委員会の審議をオンラインで実施した。試行とはいえ、議事録に残る審議。町議会ではタブレットの導入でペーパーレス化を進めるとともに9月頃には委員会条例を改正し、オンラインによる委員会開催を軌道に乗せる予定だ。町が進めるデジタル変革戦略と相まって町議会のオンライン化は一気に加速。小さな町の大いなる挑戦を取材した。
  
  
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●Governance Focus
□太陽光発電による地域環境のかく乱は止まるか(下)
 市町続々「調和条例」を制定 気候災害多発で課題も/河野博子
□コロナ禍で明らかになった自治体危機管理の課題と展望(下)
 本格的医療ロジスティクス確立に向けて今やるべきこと/福田 充
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●Governance Topics
□「議会はいま、何をなすべきか」をテーマに連続オンライン研修会を開催
 ──LM推進連盟・マニフェスト大賞実行委員会
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連載
□ザ・キーノート/清水真人
□自治・分権改革を追う/青山彰久
□新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之
□自治体のダウンスケーリング戦略/大杉 覚
□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照
□“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘
□自治体の防災マネジメント/鍵屋 一
□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
□生きづらさの中で/玉木達也
□議会局「軍師」論のススメ/清水克士
□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『自治体の公共施設マネジメント担当になったら読む本』志村高史]
カラーグラビア
□技・匠/大西暢夫
   天然素材と言われる絹糸はすべて人工飼育
   ──蚕種製造・兵頭眞通さん(愛媛蚕種株式会社)(愛媛県八幡浜市)
  
  □わがまちの魅どころ・魅せどころ/福島県北塩原村
   宝の山「磐梯山」を抱く湖沼の郷
  
  □山・海・暮・人/芥川 仁
   百姓も楽しみでやらないけんのよ──愛媛県西予市城川町遊子川
  
  □土木写真部が行く~暮らしを支える土木構造物
   観音瀬水路~宮崎の物流を物語る土木遺産
  
  □人と地域をつなぐ─ご当地愛キャラ/からす天狗のてんまる(奈良県山添村)
  
  □クローズ・アップ
   敵味方なく慰霊する「仁」の精神
   ──福島県白河市、戊辰戦争150周年を機に再評価が始まる
  
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  ■DATA・BANK2020 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!
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  ※「もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク」は休みます。
  
            

 
        















































 
                         
                     
                    
 
                    
 
                    



 
         
             
        