製薬と日本社会―創薬研究の倫理と法―|地方自治、法令・判例のぎょうせいオンライン

ライフサイエンスと法政策 製薬と日本社会―創薬研究の倫理と法―

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編著者名
奥田純一郎・深尾 立/共編
Sophia University Press 上智大学出版/発行
ぎょうせい/発売
判型
A5・260ページ
商品形態
単行本
雑誌コード
図書コード
5300294-00-000
ISBNコード
978-4-324-10715-7
発行年月
2020/03
販売価格
1,430 円(税込み)

内容

創薬の社会的使命、責任とは?
わが国の創薬が世界の人々の健康と福祉に貢献するためには、現状にとどまるのではなく、創薬研究のあり方について、すべての人たちが真摯な議論を始めなければならない。

 

本書のポイント

〇創薬関係者の共同討論の第一歩――「日本における健全な創薬文化の樹立」を目指した倫理規範・法的規制のあり方を考えるための素材の提供を目的とした書籍。
〇日本の製薬産業のグローバル化が着実に進む中、改めて製薬企業の社会における役割と責任とは何かを問う。
〇「ライフサイエンスと法政策シリーズ」(上智大学出版)の新しいラインナップとして発刊。創薬から市販まですべての創薬関係者必携!

 

目次及び執筆者

解題―製薬と日本社会
 医療の発展に果たす創薬の役割 髙久史麿/本書の目的―ヒト由来試料の研究利用 奥田純一郎/製薬と日本社会・創薬研究の倫理と法 深尾 立
Ⅰ 製薬産業の社会的意義、創薬研究の推進と規制
  中山茂樹/成川 衛/黒川達夫/高戸 毅/隅藏康一/酒井康行
Ⅱ 日本の医薬品開発の課題
  池田敏彦/堀井郁夫/近藤達也/菱山 豊/田中徳雄/三和 護
Ⅲ 臨床研究としての創薬研究
  畔柳達雄・町野 朔/加藤祐一/磯部 哲/井上悠輔/野崎亜紀子/手嶋 豊/吉峯耕平・大寺正史/栗原 厚/平山佳伸
Ⅳ ヒト組織を用いた創薬研究、バイオバンクのELSI
  峯岸直子/鈴木 聡・深尾 立/檜杖昌則/吉松賢太郎/佐藤雄一郎/町野 朔/Bill Leinweber・寺岡 慧/奥田純一郎
Ⅴ 製薬企業と日本社会
  北澤京子/更田義彦/森谷和馬/鈴木利廣/米村滋人 〈補遺〉大西正夫
あとがき/strong>
鈴木 聡<

 

編著者プロフィール

奥田純一郎(おくだ・じゅんいちろう)
上智大学法学部法律学科教授、上智大学生命倫理研究所所員 専門:法哲学
主要著書・論文
「死における自己決定―自由論の再検討のために」国家学会雑誌113(9・10) pp. 883―940、2000.
『医科学研究の自由と規制』(上智大学出版、2011年)〔分担執筆〕
「生命医学研究における倫理と法―民主制との関わりにおいて―」法哲学年報2017pp.77-93、2018.

深尾 立(ふかお・かたし)
HAB研究機構理事長筑波大学名誉教授千葉労災病院名誉院長 専門:移植外科
主要著書・論文
『大動物臓器移植実験マニュアル』(日本医学館、2003年)〔編集〕
「膵臓―日本移植学会における膵臓移植の歴史―」日本移植学会50周年記念誌66―85(日本移植学会、2014年)
『バイオバンクの展開』(上智大学出版、2016年)〔奥田純一郎と共編〕

 

上智大学出版「ライフサイエンスと法政策」シリーズ

・「ヒト由来試料の研究利用―試料の採取からバイオバンクまで」 (平成21年4月発行、定価1,760円)
https://shop.gyosei.jp/index.php/products/detail/5470

・「バイオバンク構想の法的・倫理的検討―その実践と人間の尊厳」(平成21年12月発行、定価2,090円)
https://shop.gyosei.jp/index.php/products/detail/5805

・「医科学研究の自由と規制―研究倫理指針のあり方」 (平成23年3月発行、定価2,200円)
https://shop.gyosei.jp/products/detail/6467

・「バイオバンクの展開―人間の尊厳と医科学研究」 (平成28年12月発行、定価 2,640円)
https://shop.gyosei.jp/products/detail/9266

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