Japanese Contemporary Objects, Manipulators, and Actors in Performance

Japanese Contemporary Objects, Manipulators, and Actors in Performance (邦題)人形演劇の現在 モノ、モノ遣い、アクター

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編著者名
Mari Boyd ボイド眞理子/著
Sophia University Press 上智大学出版/発行
ぎょうせい/発売
判型
A5・カラー口絵10頁+368頁
商品形態
単行本
雑誌コード
図書コード
5300303-00-000
ISBNコード
978-4-324-10829-1
発行年月
2020/08
販売価格
3,080 円(税込み)

内容


ロボット、操り人形、マネキン、ぬいぐるみなど、ヒトの形を象る様々な「モノObjects」が登場する日本の現代演劇を海外に向けて紹介

現代日本の人形劇が文楽(人形浄瑠璃)と児童劇に代表されるという国内外の先入観を打破し、ポストヒューマンの現代社会を反映する大人向け人形演劇について解説。
さらに、パペット・アートの発展、ロボット等の技術開発、社会性の強いテーマや名作文学にも挑む芸術としてノンヒューマンな特質を持つ人形演劇を考察。

 

目次

PART ONE Contemporary Japanese Performing-objects and Material Performance
Chapter 1 Overview
Chapter 2 The Rise of Object Theatre
Chapter 3 Rupture and the “Real”
Chapter 4 Collaborative Productions: Local and Global
Chapter 5 Robot and Android Theatre
Chapter 6 New Media Theatre and Intermedial Theatre

PART TWO Japanese Material Performance in Translation
Chapter 7 Tengai Amano and Heitaro’s Yokai Diary
Chapter 8 Kiyokazu Yamamoto and Choan and the Ripped Umbrella: Heisei Trick Peep Show
Chapter 9 Kuro Tanino and AvidyaThe Dark Inn

 

編著者プロフィール

ボイド眞理子(Mari Boyd)
上智大学名誉教授
研究分野は現代日本演劇、特に静か系演劇、人形演劇、インターカルチュラル・パフォーマンス。ミッションは上質の日本のコンテンポラリ・パフォーミング・アーツを海外に英語で発信することにある。研究書には『静けさの美学―太田省吾と裸形の演劇』(上智大学出版 2006)のほか、共著『20世紀の戯曲Ⅲ:現代戯曲の変貌』(社会評論社 2005)、『戦火から甦る:占領下の日本演劇の復興1945-52年』(2009)、『コロンビア日本戯曲集』(2014)、『ケンブリッジ日本演劇史』(2016)等がある。英訳編集には日本劇作家協会編『現代日本の劇作』10巻(紀伊國屋書店 1999~2008)、『長谷川孝治戯曲集:弘前劇場の二つの場所』(太田出版 2002)、『エンゲキ:新世紀の日本演劇』1-5巻(日本劇作家協会 2016~2020)。

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