バウマン道徳社会学への招待 ―論文・インタビュー翻訳集―|地方自治、法令・判例のぎょうせいオンライン

バウマン道徳社会学への招待 ―論文・インタビュー翻訳集―

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編著者名
園部雅久/訳
Sophia University Press 
上智大学出版/発行
ぎょうせい/発売
判型
A5・316ページ
商品形態
単行本
雑誌コード
図書コード
5300305-00-000
ISBNコード
978-4-324-10901-4
発行年月
2021/01
販売価格
2,530 円(税込み)

内容

社会学の巨人、ジグムント・バウマンの倫理・道徳論

従来の社会学理論に挑戦(問題提起)し、現代の倫理・道徳的問題に 問いを発し続けたバウマンが、現代社会に見出した〈希望〉とは―― バウマン道徳社会学の現代的意義を考える書。

<ジグムント・バウマン>
ポーランド出身の社会学者。イギリス・リーズ大学の名誉教授。
2017年、91歳でなくなるまでに60冊以上の著作を著した。
中心となるテーマは、リキッド・モダニティに象徴される現代社会論で 
あるが、その根底に独自の倫理・道徳論がある。現代社会は倫理・道徳(論)
が衰退していると言われるが、現代こそ人間が本来の道徳を取り戻す
好機だとバウマンは言う。


目次

第Ⅰ部 個人史と思想
第1章 バウマンについてのバウマン――自分自身について
 ジグムント・バウマン
第2章 社会学、ポストモダニティ、追放〔ジグムント・バウマンとのインタビュー〕
 リチャード・キルミンスター & イアン・バルコエ
第3章 関係性を断つ行為〔ジグムント・バウマンとのインタビュー〕
 エフレイン・クリスタル & アルネ・デ・ボエバー

第Ⅱ部 バウマンの道徳論
第4章 顔の消去 ――道徳的近さの社会的処理について
 ジグムント・バウマン
第5章 倫理なしの道徳性
 ジグムント・バウマン
第6章 不確実性の時代における道徳性の見込みは如何に?
 ジグムント・バウマン

第Ⅲ部 バウマン道徳論批判
第7章 倫理に関するバウマン ――グローバル世界に対する親密な倫理?
 マニー・クロネ 
第8章 ジグムント・バウマンの道徳的聖人 ――道徳の社会学における自己の再生
 ニコラス・フックウェイ
第9章 ジグムント・バウマンの倫理著作における声と一般化された他者
 ショーン・ベスト


著者プロフィール

園部雅久(そのべ まさひさ)
1950年東京生まれ。1981年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了、博士(社会学)。
上智大学名誉教授。
主著:『現代大都市社会論――分極化する都市?』東信堂、2001年(日本都市社会学会賞)
『ロバート・リンド――アメリカ文化の内省的批判者』東信堂、2008年
『都市計画と都市社会学』上智大学出版、2008年
『再魔術化する都市の社会学――空間概念・公共性・消費主義』ミネルヴァ書房、2014年(日本都市社会学会賞)

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