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子どものココロが見えるユーモア詩の世界

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【「ほんづくり大賞」特別賞を受賞】『子どものココロが見えるユーモア詩の世界』(増田 修治/著)から厳選した詩を紹介 第2回「小さいころのこと」

NEW特別支援教育・生徒指導

2021.02.18

「ほんづくり大賞」で、『ユーモア詩の世界』が特別賞を受賞。 

 

 政刊懇談会によって年に1度開催される「ほんづくり大賞」で小社刊『子どものココロが見えるユーモア詩の世界 親・保育者・教師のための子ども理解ガイド』(増田 修治/著)が特別賞を受賞しました。

「ほんづくり大賞」とは
 政府刊行物を発行する出版社と全国官報販売協同組合が中心となって結成した政刊懇談会(政府刊行物等普及強化連絡懇談会)が会員各社の出版活動を応援することを目的に年に一度開催されるもの。

 著者 増田修治氏が、埼玉県の小学校教諭時代から長年取り組んできた「ユーモア詩」。珠玉の75編と増田氏の的を射たアドバイスは、笑いながら子どもの思い・願い・成長が理解でき、今日からの子育て、保育、教育に生かせること請け合いです。
 受賞を記念して、ここでは編集者が厳選したユーモア詩を4回にわたって掲載します。

 第2回目は、「第2章 子どもの世間・人間関係」から「小さいころのこと」を紹介します。        

詩の紹介

小さいころのこと
秋山 千鶴(3年)

私が小さいころ、
デパートのトイレに入った。
そしたら全部ふさがっていた。
だから私が、
「こんこんこん、
 だれかさん。
 くさ~いうんこをしているね。」
と歌った。
そしたら、
「くさ~いうんこができました。」
と聞こえた。
だれかと思って見ていたら、
私の友だちの
高木やすよちゃんだった。 

下ネタで子どもを解放

 なんておおらかなやりとりなんでしょう。
 「こんこんこん、だれかさん。くさ〜いうんこをしているね」と歌ったら、「くさ〜いうんこができました」と返ってきたというのです。ふさがっていたトイレ。しかもデパートという場所で、答えてくれたのが友達という偶然の巡り合わせも、不思議な気分になりますね。
 私には「おむすびころりん」というおとぎ話の場面が浮かんできました。おじいさんが山で食べていたおむすびがころがり、ネズミの穴に落っこちた。のぞき込むと中から「おむすびころりん、スットントン」という声が…。どっちも軽やかで楽しそうなやりとりですね。
 「ユーモア詩」のいいところは、おしっこ、おなら、うんこなどの話を堂々と表現できるところです。最も多く取り上げられるテーマでしょう。
 ちょっとすました小学校5、6年生は別ですが、4年生ぐらいまでは、みんなこういう話が大好きなのです。なにせ、自分の体から出た「分身」ですからね。小さい子どもほど、こうした感覚を強く持っています。品が悪いと眉をひそめるかもしれませんが、こうした下ネタが自由に話せるようになると、子どもはすごく解放されます。ビックリするほど言葉が躍り出し、自由で伸びやかな表現が生まれるのです。もちろん、作文の力もぐーんとアップします。試してください。

本の著者 Profile

増田修治(ますだ・しゅうじ)
1958年生まれ。埼玉大学教育学部卒。小学校教諭として28年間勤務。「ユーモア詩」を用いたユニークな教育の実践はメディアで取り上げられ大きな反響を呼ぶ。2008年より白梅学園大学に勤務。現在、子ども学部子ども学科教授。初等教育の教員育成に携わるとともに、保育・幼児教育・小学校教育における子どもの発達や学力、いじめなど多彩な課題に取り組んでいる。著書に、『笑って伸ばす子どもの力』(主婦の友社)、『「ホンネ」が響き合う教室』(ミネルヴァ書房)、『幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を育む保育実践32』(黎明書房)など多数。

●関連記事「ユーモア詩でつづる学級歳時記」はコチラ

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2020年10月 発売

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