「ほんづくり大賞」で、『ユーモア詩の世界』が特別賞を受賞
政刊懇談会によって年に1度開催される「ほんづくり大賞」で『子どものココロが見えるユーモア詩の世界』が特別賞を受賞しました。
「ほんづくり大賞」とは
政府刊行物を発行する出版社と全国官報販売協同組合が中心となって結成した政刊懇談会(政府刊行物等普及強化連絡懇談会)が会員各社の出版活動を応援することを目的に、年に一度開催されるもの。
こんな時だからこそ、 笑って子どもを育てませんか?
子育てに保育に教育に―。笑顔で子どもを育てる秘訣が満載!
◇著者の増田修治氏が、埼玉県の小学校教諭時代から長年取り組んできた「ユーモア詩」。自分のウンチの大きさにご満悦な子、お母さんのブラジャーを密かに着ける男の子、ケーキを上手に焼いて大人気分の女の子…。子どもたちの素顔が躍動する「ユーモア詩」は、子ども理解のヒントが満載です。
◇珠玉の75編と増田氏の的を射たアドバイスは、笑いながら子どもの思い・願い・成長が理解でき、今日からの子育て、保育、教育に生かせること請け合い。コロナ禍で、子どもも大人も厳しい日常を送っている今こそ、ゆとりをもって子どもと向き合ってみませんか。
目 次
序章 素顔の向こうが見える子どもの詩
第1章 子どもの感性・子どものホンネ
◇子どもの視点・大人の死角
ボディービルダー/お母さんのマイク/妹の立候補 他計20編
第2章 子どもの世間・人間関係
◇人間関係の面白さ、人間関係の深さ
弟と自転車/トイレの救出劇/二年三組はうんこクラス? 他計15編
◆子どもは相手のことをこんなに見ている・考えている
第3章 子どもの好きなモノ
◇子どもはこんなことが好きでたまらない!
ウンチの最高記録/ブラジャー/夜のトイレ/お父さんの攻撃 他計14編
◆子どもは好きなものと関わりながら成長する
第4章 子どもを健やかに育てる秘訣
◇子どもを健やかに育てる秘訣
変態お父さん?/ママのおっちょこちょい/ぱぱのだっこ 他計26編
◆子どもの成長で大人も成長する
終 章 「ユーモア詩」から読み解く子どもとの関係づくり
編著者プロフィール
[著者]
増田修治(ますだ・しゅうじ)
1958年生まれ。埼玉大学教育学部卒。小学校教諭として28年間勤務。「ユーモア詩」を用いたユニークな教育の実践はメディアで取り上げられ大きな反響を呼ぶ。2008年より白梅学園大学に勤務。現在、子ども学部子ども学科教授。初等教育の教員育成に携わるとともに、保育・幼児教育・小学校教育における子どもの発達や学力、いじめなど多彩な課題に取り組んでいる。著書に、『笑って伸ばす子どもの力』(主婦の友社)、『「ホンネ」が響き合う教室』(ミネルヴァ書房)、『幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を育む保育実践32』(黎明書房)など多数。