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特集 フリーランス新法施行直前! フリーランスをめぐる法的トラブル
近時、多様な働き方の1つとして「フリーランス」という選択肢をとる方が増えてきています。
しかし、「フリーランス」という立場は名称と実態が伴っていなかったり、保護が十分でなかったりと様々な問題が耳目を集めました。これに伴いフリーランス新法が成立し、本年11月から施行される予定です。
本特集では、「フリーランスをめぐる法的トラブル」について、「フリーランス」それぞれの業界の特殊性などを踏まえて、職種別に解説します。
フリーランスをめぐる法制度の解説/内田清人・久保諒太郎
IT系フリーランスをめぐる法律環境/松島淳也
クリエイティブ系フリーランスをめぐる法的対応/小山紘一
「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」及び景表法(ステマ規制)をめぐる芸能界・インフルエンサーの法的対応について/石井逸郎
「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」とスポーツ選手の法的地位についての試論/堀口雅則
論説
リーガルテック・AI時代の法律関係者(弁護士、法務担当者、公務員等)のキャリアデザイン/松尾剛行
戸籍に氏名の振り仮名を記載する新たな取組について/法務省民事局民事第一課
新しい土地所有法制を踏まえた相続不動産の売却その他の処分における税務知識/下尾 裕
犯罪被害者支援の意義と課題―国費による被害者支援弁護士制度の創設(総合法律支援法改正)を受けて
/長谷川桂子
新連載
民法判例研究[第1回]
死後離縁の申立ては、社会通念上容認し得ない事情がある場合には許可されないが、本件においてはそのような事情はないとした事例(大阪高裁令和3年3月30日決定)/中山洋志
連載
商事非訟における実体法と手続法との交錯[第9回](最終回)
譲渡制限株式の売買価格決定の申立て/潘 阿憲
弁護士とソーシャルワーカーの対話[第9回]
依頼者との委任関係の終わらせ方/浦﨑寛泰・佐藤香奈子
ひろば時論
ストーカー行為における「連続性」と「反復性」/東京高等検察庁
「研究部報告66 女性犯罪者に関する総合的研究」の御紹介/法務総合研究所研究部
訟務情報
死刑の執行告知と同日の死刑執行受忍義務不存在確認等請求事件
(大阪地裁令和6年4月15日判決)
ひろば法律速報
・地域再生法の一部を改正する法律(令和6年法律第17号) ・地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律(令和6年法律第18号) ・総合法律支援法の一部を改正する法律(令和6年法律第19号) ・生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律(令和6年法律第21号) ・流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律及び貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律
(令和6年法律第23号) ・特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律の一部を改正する法律
(令和6年法律第25号)
ひろばの書棚
・『ケース別 一般条項による主張立証の手法―実体法と手続法でみる法的構成の考え方―』 ・『犯罪被害と「回復」 求められる支援』