月刊 ガバナンス 2022年8月号  特集:自治体職員のモラルとモチベーション|地方自治、法令・判例のぎょうせいオンライン
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月刊 ガバナンス 2022年8月号  特集:自治体職員のモラルとモチベーション

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編著者名
ぎょうせい
判型
A4変型
商品形態
雑誌・電子書籍
雑誌コード
13321-08
図書コード
7135001-22-080
8173109-00-000
ISBNコード
発行年月
2022/08
販売価格
1,100 円(税込み)

内容

本誌の特徴:■地方公務員の仕事をサポートし、“共感”を得られる雑誌づくりをめざしています。■自治体の“改革・改善”を応援します。■地域づくりに役立つ情報を提供し、“地域力、自治力”を高めます。■自治体現場の“政策力、実践力、発信力”を高めます。■ともに地域を創る「共治」をめざす、地域づくりに携わるすべての人々のための“自治総合情報誌”です。
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●特集 自治体職員のモラルとモチベーション

長引くコロナ禍において自治体職員や公選職のモラルが問われる不祥事が頻発している。その背景に厳しい定数管理による職員削減があるかもしれないが、世間の公務職場を見る目は厳しくなる一方だ。業務過多の状況下、いかに自治体職員のモラルとモチベーションを維持・向上させていくのか考えたい。


■ 公選職に求められるモラルとその向上策/新川達郎

新川達郎

新川達郎 同志社大学名誉教授

公選職のモラルの向上問題は、モラルの内発性の観点からの改善と、公選職の社会規範への応答可能性を高めて外在的なモラルへの敏感さを確保することにありそうである。政治倫理やモラルの学習機会の提供と、その学習の義務付けが定期的に確保されることにより、学ばない公選職は存在しない社会を展望することが可能となる。

■自治体職場のモラルと政策法務/山口道昭 ■コロナ感染症対策──苦悩する自治体と健康危機管理/中邨 章 ■コロナ禍における職員と市民の関係構築/大杉 覚 ■小規模自治体の「小規模性」と職員のモチベーション/嶋田暁文 ■モラル・モチベーションと職員の幸福度/広井良典 ■コロナ禍のハラスメント防止とモチベーション/金子雅臣 ■コロナ禍における市民・NPOのモラルと自治体/奥津茂樹

 

【キャリアサポート面】

キャリサポ特集:若手職員の力を伸ばす、活かす

近年、自治体では団塊世代との入れ替わりで若手職員の割合が高まっています。
その力を伸ばし、どう活かしていくか自治体の組織力そのものにつながる大きな課題。
特に今年入庁した職員の多くは、学生生活の半分をコロナ禍の中で過ごし、人との接触機会が大きく制限されてきた世代であるとともに、オンラインが当たり前になったデジタルネイティブ世代でもあります。
これまでとは違う環境で育ってきた若手職員の力をどう伸ばし、さらにその力を活かしていけばいいのか、今月は考えます。

■コロナ禍後の若手職員育成をどう考えるか/勝浦信幸 ■若手職員の長所を伸ばす/齋藤綾治

〈取材リポート〉
◆「地域へ飛び込む職員PJ」で若手職員が地域の魅力を取材
──滋賀県長浜市

連載 ■管理職って面白い! みかんていいな(DESC法)/定野 司
■「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ
人材の流動化に関する人事施策の新たな動き/後藤好邦

■誌上版!「お笑い行政講座」/江上 昇
■〈公務員女子のリレーエッセイ〉あしたテンキにな~れ!/岡部真矢
■自治体DXとガバナンス/稲継裕昭
■働き方改革その先へ!人財を育てる“働きがい”改革/高嶋直人
■キャリアを拓く!公務員人生七転び八起き/堤 直規
■そこが知りたい!クレーム対応悩み相談室/関根健夫
■宇宙的公務員 円城寺の「先憂後楽」でいこう!/円城寺雄介
■次世代職員から見た自治の世界/吉村彼武人
■ただいま開庁中!「オンライン市役所」まるわかりガイド/藤原好伸・大脇章広
■誰もが「自分らしく生きる」ことができる街へ/阿部のり子
■自治体法務と地域創生──政策法務型思考のススメ/大石貴司(関東学院大学地域創生実践研究所)
■にっぽんの田舎を元気に!「食」と「人」で支える地域づくり/寺本英仁



巻頭グラビア


□自治・地域のミライ
横尾俊彦・佐賀県多久市長
「未来創造実証都市」をめざした行政経営を を


2021年9月に現職市長として最多の7選を果たした佐賀県多久市の横尾俊彦市長。「初心忘れず、どんどん挑む」「市民に役立つ市役所」を基本に、市民に寄り添い、そして「未来創造実証都市」をめざした行政経営を進めている。
横尾俊彦

横尾俊彦・佐賀県多久市長(66)。多久聖廟内の孔子像の前にて。「初心忘れず」「市民に役立つ市役所」「市民に寄り添い」など横尾市長が基本にしていることは多分に孔子の教えが反映されているようだ。


連載


□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝
伊達政宗(三) 東京を復旧でなく創造しよう

取材リポート


●取材リポート
□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
何を「復興」させるのか──福島県大熊町、6割が「住む」土地の避難指示解除
[原発事故、続く模索]

東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町で6月30日、町民の6割が住民票を持つ土地の避難指示が解除された。旧町役場や唯一の鉄道駅がある中心部が含まれていて、産業拠点や住宅整備の計画が次々と進む。だが、避難から11年という年月が経ち、どれだけの町民が戻れるのか。故郷への思いを抱きながらも、実際には帰れない人が多い。そうした「現実」の中で、町は何を復興しようとしているのか。

□現場発!自治体の「政策開発」
市民本位の総合計画を策定し絵本などで全世代に周知
──ターゲット層を意識した「美濃加茂市第6次総合計画」(岐阜県美濃加茂市)

岐阜県美濃加茂市は、従来の総合計画のあり方を全面的に見直し、小冊子の計画書に凝縮した「美濃加茂市第6次総合計画」を策定した。市民への周知では、総合計画を童話で紹介した乳幼児読み聞かせ用の絵本を作成。市内外への発信では、総合計画の紹介動画を制作してユーチューブなどで配信している。あらゆる世代に美濃加茂市の10年間の進むべき方向性を知ってもらい、ともにまちづくりを進めていくのがねらいだ。

□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
次期統一選に向け、「ローカル・マニフェストで地域から日本を変える」──マニフェスト大賞2022キックオフ研修会

ローカル・マニフェスト推進連盟とマニフェスト大賞実行委員会は7月14日、「ローカル・マニフェストで地域から日本を変える」をテーマにマニフェスト大賞2022キックオフ研修会を開催した。前年の同賞受賞者などが実践発表。来春の次期統一選に向け、会派マニフェストのあり方などが注目された。

●Governance Focus
□人口増加の陰で進む若者流出
──長野県原村。空き家、耕作地継承……、潜在危機をどうする/葉上太郎

●Governance Topics
□「これからの自治体人事行政」をテーマにシンポジウムを開催──地方行政実務学会第2回春季大会 □〝高校魅力化〟は地域に何をもたらすか──高校魅力化プロジェクト・セミナー

連載


□ザ・キーノート/清水真人 □自治・分権改革を追う/青山彰久 □新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之 □地域発!マルチスケール戦略の新展開/大杉 覚 □市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照 □“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘 □自治体の防災マネジメント/鍵屋 一 □市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹 □公務職場の人・間・模・様/金子雅臣 □生きづらさの中で/玉木達也 □議会局「軍師」論のススメ/清水克士 □「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭 □From the Cinema その映画から世界が見える
『ベイビー・ブローカー』/綿井健陽
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『スポーツ毒親』島沢優子]


カラーグラビア


□技・匠/大西暢夫
先祖との橋渡しの八女産線香
──線香製粉・馬場水車場(福岡県八女市上陽町)
□わがまちの魅どころ・魅せどころ
輝く大地に咲く200万本のひまわりが出迎える/北海道北竜町
□山・海・暮・人/芥川 仁
時代に翻弄される葭職人──滋賀県近江八幡市円山
□生業が育む情景~先人の知恵が息づく農業遺産
山林とともに生き、伝統が息づく天孫降臨の地
──高千穂郷・椎葉山の山間地農林業複合システム(宮崎県高千穂郷・椎葉山地域)


■DATA・BANK2022 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!

【特別企画】


□DXによって自治体改革をどう進めるか?④
デジタル化の進展によって行政サービスと働き方は飛躍的に進化する──熊本市

□自治体DX最前線
──チャットツールでコミュニケーション力を高め業務の負担軽減と効率化を図る

※「人と地域をつなぐご当地愛キャラ」は休みます。

図書分類

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