月刊 ガバナンス 2019年7月号 特集:変わる自治体窓口 ぎょうせい/編集|地方自治、法令・判例のぎょうせいオンラインショップ

月刊 ガバナンス 2019年7月号 特集:変わる自治体窓口

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編著者名
ぎょうせい
判型
A4変型
商品形態
雑誌
雑誌コード
13321-07
図書コード
7135001-19-070
ISBNコード
発行年月
2019/07
販売価格
1,100 円(税込み)

内容

本誌の特徴:■地方公務員の仕事をサポートし、“共感”を得られる雑誌づくりをめざしています。■自治体の“改革・改善”を応援します。■地域づくりに役立つ情報を提供し、“地域力、自治力”を高めます。■自治体現場の“政策力、実践力、発信力”を高めます。■ともに地域を創る「共治」をめざす、地域づくりに携わるすべての人々のための“自治総合情報誌”です。
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変わる自治体窓口

今年5月は改元対応に追われた自治体窓口。ひと段落ついたのもつかの間、自治体の窓口業務はいま、大きな変化の中にある。厳しさを増す財政と人員削減の一方で、多様化・高度化する制度や住民ニーズに対応していくため、業務プロセス改革とともに、AIやRPAの導入、民間委託、総合化などの動きが広がっている。また、増え続ける外国人観光客や外国人材の受け入れ拡大に対応した多言語化なども必要だ。今回はこうした自治体窓口の新しい取り組みを追ってみたい。


■自治体業務とイノベーションの方向性/庄司昌彦


庄司昌彦氏
情報通信技術は急速に発展するが、情報システムを活用した自治体業務の改革には時間がかかる。高齢者人口のピークである2040年に向けて少しでも悪いシナリオを避けるためには、時間的な余裕はあまりない。今から自治体業務のイノベーションに着手していかなければならない。

■窓口を便利にするのではなく窓口に来なくてもよくする/村上文洋

■自治体業務改革と民間委託──実効性ある民間委託化のために/稲沢克祐

■自治体の窓口サービスを改善するには/瀧口樹良

〈取材リポート〉自治体窓口サービス最前線

◇熊本地震による職員負担増を契機に複数業務でRPAを本格導入/熊本県宇城市

◇多言語音声翻訳システムで外国籍市民への窓口サービスを向上/神奈川県綾瀬市

◇許認可・補助金の手続きなどに市町村と共同で電子申請を導入/鳥取県

◇自治体間ベンチマーキングで現場起点の業務改革を図る/東京都町田市

【キャリアサポート面】

キャリサポ特集:プロジェクト立ち上げのポイント


統一地方選や大型連休も終わり、本格的に新年度の事業が動き始めました。最近ではこれまでの枠組みにはとらわれない、部局横断や官民連携によるプロジェクトが増え、具体的にどう進めていくのか、頭を悩ませている人も少なくないのではないでしょうか。プロジェクトを進めるうえでまず重要になるのが「立ち上げ」です。はじめにどう踏み出すかで、その後の方向性も変わってきます。ここでは、プロジェクト立ち上げのポイントを考えてみます。

■自治体プロジェクト立ち上げ段階でのマネジメント
──「プロジェクト特性」から考える/矢代隆嗣

■ゼロからイチを生み出すために必要なこと──庁内外の連携をどう進めるか/松永 隆

■役所の“カベ”の乗り越え方/河尻和佳子



連載

■管理職って面白い! ムーンショット/定野 司

■「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ
 育休取得のススメ──短くても取得する意義あり/後藤好邦

■誌上版!「お笑い行政講座」/江上 昇

■独立機動遊軍 円城寺の「先憂後楽」でいこう!/円城寺雄介

■AI時代の自治体人事戦略/稲継裕昭

■働き方改革その先へ!人財を育てる“働きがい”改革/高嶋直人

■未来志向で考える自治体職員のキャリアデザイン/堤 直規

■そこが知りたい!クレーム対応悩み相談室/関根健夫

■ファシリテーションdeコミュニケーション/加留部貴行

■“三方よし”の職場づくり/松本浩和

■誰もが「自分らしく生きる」ことができる街へ/阿部のり子

■「立法分権」の戦略/礒崎初仁

■地方分権改革と自治体実務──政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会

■もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク/ツナガル県西×まちのミライのつくり方



巻頭グラビア


□シリーズ・自治の貌/上田東一・岩手県花巻市長
 若者の力を活かし、定住人口の確保・まちなかの再生を

上田東一氏
現在の岩手県花巻市は2006年1月に4市町の合併で誕生した。「若者の力を活かし、若者が花巻で暮らせるまちづくり、定住人口の確保」を目標の第一に掲げる上田東一市長は、人が住むまちなかの再生に力を注ぐ。



連載


□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 新・小島蕉園(三) 江戸の役人社会はいじめ社会


取材リポート


□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
辛口ブームの中で甘口を目指す【福島酒7年連続日本一の秘密(9)】
原発事故、続く苦悩

福島酒がV7を果たした。独立行政法人・酒類総合研究所(広島県)などが行う「全国新酒鑑評会」で、金賞蔵の数が7年連続で日本一になったのだ。史上初の快挙である。これを支えた原動力の一つに、酒が本来持つ「甘さ」の追求がある。だが、世の中は淡麗辛口ブームだ。「辛口でなければ酒ではない」と断言する清酒ファンも多い。にもかかわらず、甘口を求めた理由は何だったのか。


□現場発!自治体の「政策開発」
生前の意思と情報の登録で市民の尊厳ある死を守る ──エンディングプラン・サポート事業(神奈川県横須賀市)


独居高齢者が増加する中、神奈川県横須賀市は、「エンディングプラン・サポート事業」を進めている。独居で身寄りがなく、生活にゆとりがない高齢者を対象に、葬儀や納骨に関する葬儀社との生前契約を支援する取り組みだ。本人の意思を反映した尊厳ある最期が迎えられる仕組みを構築し、無縁遺骨を防ぐのがねらい。また、市民対象の「終活登録事業」も実施し、安心して暮らせる地域社会の実現をめざしている。


□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
市民からの意見を基に政策提言書をまとめ市長に提出──岡山県井原市議会

岡山県井原市議会は3月18日、「井原市の教育環境のあり方」「新規就農による移住・定住施策」について政策提言書をまとめ、議長名で市長に提出した。市議会が政策提言書を市長に提出したのはこれが2回目(計3件)。提言は「市民の意見を聴く会」での市民からの意見が起点となって常任委員会が所管事務調査を行ってきたもの。政策型議会に進化しつつある同市議会を取材した。


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●Governance Focus
□「洪水常襲地」の逃げる覚悟──京都府福知山市大江町
 /葉上太郎


●Governance Topics
□議会・議員の魅力と資質の向上を
 /全国町村議会議長会が議長・副議長研修会を開催

□「法化社会における弁護士の地方議会とのかかわり」をテーマに研修会を開催
 /日弁連

□先進議会の取組みを共有化し、さらなる議会改革を
 /第14回マニフェスト大賞キックオフ大会

□総合計画策定の市民ワークショップにご当地版SIMを活用
 /東京都小平市

連載


□ザ・キーノート/清水真人

□自治・分権改革を追う/青山彰久

□新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之

□自治体のダウンスケーリング戦略/大杉 覚

□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照

□“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘

□自治体の防災マネジメント/鍵屋 一

□Bizモデルの地域づくり/小出宗昭

□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹

□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣

□いのち支える人々──自殺対策の現場から/玉木達也

□議会局「軍師」論のススメ/清水克士

□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭

□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『持続可能な地域のつくり方』筧 裕介]


カラーグラビア

□技・匠/大西暢夫
 会津の鋸を全国へ発信──鋸職人(中屋伝左衛門鋸工場3代目)・五十嵐征一さん(福島県会津若松市)

□わがまちの魅どころ・魅せどころ/宮崎県串間市
 夢は南の果てにある

□山・海・暮・人/芥川 仁
 人の繋がりの中で一生を過ごす心の安らぎ──佐賀県唐津市肥前町納所京泊

□土木写真部が行く~暮らしを支える土木構造物  
 響灘沈艦護岸~国を守った軍艦防波堤

□人と地域をつなぐ─ご当地愛キャラ/手賀沼のうなきちさん(千葉県我孫子市)

□クローズ・アップ  “廃墟”に70万人が来る──京都府舞鶴市、赤レンガ倉庫の復活

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■DATA・BANK2019 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!

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図書分類

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