月刊 ガバナンス 2019年5月号 特集:「若者政策」のステップアップ

クレジットカード払い・コンビニ支払い・請求書払い 対応

編著者名
ぎょうせい
判型
A4変型
商品形態
雑誌
雑誌コード
13321-05
図書コード
7135001-19-050
ISBNコード
発行年月
2019/05
販売価格
1,100 円(税込み)

内容

本誌の特徴:■地方公務員の仕事をサポートし、“共感”を得られる雑誌づくりをめざしています。■自治体の“改革・改善”を応援します。■地域づくりに役立つ情報を提供し、“地域力、自治力”を高めます。■自治体現場の“政策力、実践力、発信力”を高めます。■ともに地域を創る「共治」をめざす、地域づくりに携わるすべての人々のための“自治総合情報誌”です。
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特集:「若者政策」のステップアップ

人口減少、あるいは18歳投票権などを受けて、「若者政策」に着目する自治体が増えている。しかし、大人の視点から単に若者の力を「使う」という姿勢では、若者にそっぽを向かれるのではないか。地域の構成員として、そしてまちの次代を担う若者に自治体はどのようにアプローチし、その力を育み、引き出していくのか。「若者政策」をどのようにステップアップさせていくべきかを考えたい。

■「若者議会」のさらなるバージョンアップを/愛知県新城市

〈インタビュー/穂積亮次市長に聞く〉
若者政策は、日本の未来を変える政策だ!

大杉	覚氏
私は、若者や女性の社会的な行動がこれからの日本のあり方を左右すると考えている。彼らの行動に足を引っ張ったり、ふたをするような発想を政治の中からなくさなければいけないと最近は特に感ずる。若者政策は、直接は若者を活かすための政策だが、日本の未来を変える政策だ。

■シティズンシップ教育のステップアップ
 /林 大介

■「若者の力」をまちづくりに活かす
 /西尾真治

■「若者会議」の展望
 /三浦哲司

〈取材リポート〉「若者力」×自治体

◇人口減少、まちのミライを「自分事」として考えよう──「清水ミライ若者会議」を開催
 /北海道清水町

◇市内高校生・議員・職員が対話を通して悩みの相談先や相談方法を学ぶ
 /茨城県取手市

◇「若者会議」が「住んでみたい、訪れてみたい」と思えるまちの魅力づくりを提案→実践へ
 /東京都多摩市

◇高校と地域による「地域人教育」で、若者の地元定着・回帰を図る
 /長野県飯田市

◇産学官一体となって子どものキャリア教育を推進
 /長野県伊那市


【キャリアサポート面】
4月号からスタートした「キャリアサポート面」。
冒頭の「キャリサポ特集」と、これまでの人気連載+新連載で、自治体職員のみなさんのキャリアをサポートしていきます!


キャリサポ特集:異動をキャリアアップに活かす!


春は異動の季節です。多くの職員がジョブローテションする自治体では、必ずしも希望の部署に行けるとは限りません。また、業務の幅が非常に広い自治体では、民間の感覚でいうと「転職」にあたるような、大きなキャリアの転換点になることも少なくないでしょう。しかし、「モノは考えよう」です。さまざまな経験や知識は、その後のキャリアにきっと活かすことができるはず。プラス思考で異動を活かしましょう。

■異動を活かしたキャリアデザインの描き方
 /安部浩成

〈異動をどう活かすか《私の場合》〉

■技術職からの多彩な経験──異動を人生の糧に
 /立石孝裕

■置かれた場所で私らしい花を咲かせたい
 /菅 有紀

■前向きに人生の3分の1の時を味わい尽くす
 /須藤文彦


連載

■管理職って面白い!/定野 司
 米百俵

■「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ/後藤好邦
 自治体にも到来した多様性の時代──辞めるか、染まるか、変えるか

■誌上版!「お笑い行政講座」
 /江上 昇

■独立機動遊軍 円城寺の「先憂後楽」でいこう!
 /円城寺雄介

■AI時代の自治体人事戦略
 /稲継裕昭

■働き方改革その先へ!人財を育てる“働きがい”改革
 /高嶋直人

■未来志向で考える自治体職員のキャリアデザイン
 /堤 直規

■そこが知りたい!クレーム対応悩み相談室
 /関根健夫

■ファシリテーションdeコミュニケーション
 /加留部貴行

■職員よし、組織よし、地域よし “三方よし”の職場づくり
 /向井 將

■誰もが「自分らしく生きる」ことができる街へ
 /阿部のり子

■「立法分権」の戦略
 /礒崎初仁

■地方分権改革と自治体実務──政策法務型思考のススメ
 /分権型政策法務研究会

■もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク
 /ふくしまOM(福島県)



巻頭グラビア


□シリーズ・自治の貌/山崎善也 京都府綾部市長
 「ふるさとの発展」に向け、定住促進策に一丸となって取り組む

加地良光氏
「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」を基本理念とする水源の里条例で知られる京都府綾部市。銀行マンから市長に就任して10年目となる山崎善也氏は「ふるさとの発展」に向け、定住促進策に市が一丸となって取り組む。



連載


□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 新・小島蕉園(一) 幕府内浪人たちの生き様


取材リポート


□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
「夢の香」が起こした奇跡(上)【福島酒6年連続日本一の秘密(7)】
原発事故、続く苦悩

福島県が開発した酒造好適米「夢の香」。割れやすく、溶けやすいことから、デビュー当初の評判は散々だった。だが、米に合わせた造りをすれば、まろやかで味わい深い酒質になる。そうした酒造技術を獲得することで、福島酒のレベルは一段と上がった。経営破綻寸前だった同県会津若松市の鶴乃江酒造も、夢の香で蔵の柱となる酒を造り、復活への手がかりをつかんだ。

□現場発!自治体の「政策開発」
健康長寿社会の実現へ向け第二ステージの活動を促進
──シニア世代活動支援プロジェクト(東京都板橋区)

東京都板橋区は、区の基本構想に掲げる「豊かな健康長寿社会」ビジョンの実現に向けて「シニア世代活動支援プロジェクト」を推進している。健康寿命の延伸や生きがいづくりにつながる社会活動への参加を促進し、高齢者が豊かさを実感できる元気な地域社会を築くのがねらいだ。社会活動に関する意識啓発・情報提供、ガイダンス・トライアル講座を開催。2019年度には住民主体のフレイル予防事業を開始する。

□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
第三者評価も踏まえ、ミッションロードマップをバージョンアップ
──大津市議会

大津市議会は3月までに、4年間の議会活動について自己評価と外部有識者による第三者評価を実施して公表。4月10日には中野治郎議長が記者会見を開き、「次期議会へのメッセージ」を明らかにした。市議会では改選後の5月から、4年間の議会版実行計画「ミッションロードマップ」のバージョンアップを図っていく予定だ。


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●Governance Topics
□学生が市の地域課題について調査研究し、政策提言
 /岩手県北上市・関東学院大学牧瀬ゼミナール

□自然エネルギー地産地消における地域経済の課題
 /三浦誓士+宮越純一+広井良典

□多摩地域の4市が三つのご当地SIMを作成し、合同体験会を開催
 /3つのSIM合同体験会


連載


□ザ・キーノート/清水真人

□自治・分権改革を追う/青山彰久

□新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之

□自治体のダウンスケーリング戦略/大杉 覚

□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照

□“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘

□自治体の防災マネジメント/鍵屋 一

□Bizモデルの地域づくり/小出宗昭

□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹

□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣

□いのち支える人々──自殺対策の現場から/玉木達也

□議会局「軍師」論のススメ/清水克士

□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭

□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『復興から自立への「ものづくり」』飛田恵美子]



カラーグラビア

□技・匠/大西暢夫
 63年の深みのある技が宿る江戸帚──かほうきや(千葉県木更津市)

□わがまちの魅どころ・魅せどころ/山形県遊佐町
 湧水が幸せをつくり出すまちへ

□山・海・暮・人/芥川 仁
 自由に漁をする大らかな気風は健在──大分県佐伯市蒲江大字畑野浦地区尾浦集落

□土木写真部が行く~暮らしを支える土木構造物
 音無井路十二号分水~「魂の水」を生み出す円形分水

□人と地域をつなぐ─ご当地愛キャラ/しまばらん(長崎県島原市)

□クローズ・アップ
 議会マイニングで議員の発言を「見える化」
 ──早稲田大学マニフェスト研究所がワークショップ開催

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■DATA・BANK2019 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!

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●[特別企画]
□納税者の利便性向上と事務効率化を求めて
 ──転換期の電子納税システムに対応しペイジーを導入

図書分類

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