「教学」(きょうがく)とは、教えること(Teaching)と学ぶこと(Learning)双方の間にある垣根を越えたボーダレスな「教学」の視点から、教育課程、教育方法、教育評価の持続的改善を進めるための理論と実践を一冊に凝縮しています。
*本書は、教職課程科目(「教育方法論」「教科教育法 (情報)」「教育実習指導」など)のテキストとしても好評を得てきた『主体的に学び意欲を育てる 教学改善のすすめ』(平成28(2016)年刊)の改訂版です。
目次
第1章 教学の考え方
(教学と教員―教える力/教学と学習者―学ぶ力/アクティブラーニングのこれから 他)
第2章 主体的な学びの理論
(教授学習の理論/教育の評価/主体的で深い学びのための理論と方法 他)
第3章 主体的な学びの実践
(授業技術/授業設計と学習指導案/授業分析と授業評価 他)
第4章 主体的な学びの支援
(学びの支援/チームワークとグループづくり/学習ファシリテーション 他)
第5章 教学と情報化
(小・中学校の情報教育/高等学校の情報教育/大学の情報教育/Society5.0 他)
第6章 教学と国際化
(世界的な教育の潮流/教育分野における国際協力 他)
第7章 教学とFD
(FDの役割/様々なFD活動 他)
第8章 教学とIR
(IRの基礎理論/「データ分析」プロセスにおけるIRの在り方 他)
編著者プロフィール
林 德治(はやし・とくじ)
甲子園大学特任教授(前立命館大学教授)・日本教育情報学会会長
藤本光司(ふじもと・こうじ)
芦屋大学教授
若杉祥太(わかすぎ・しょうた)
芦屋大学講師