月刊地方財務2018年2月号に書評が掲載されました。 書評はこちら(PDF)
公務員のためのわかりやすい議会答弁書の書き方指南書!
議会答弁や答弁書作成を多くこなしてきた著者が、議会答弁書作成の文例を示しながらポイントを解説します。
イチから書き方のコツを説明しているから、はじめて答弁書作成を任されても安心!
また、パターン別で答弁書の書き方を解説!「この場合は…?」「ここが知りたかった!」が分かります。
<こんな思いをお持ちの方におすすめ>
・はじめて答弁書を作るけれど、なにから始めればいいかわからない
・答弁者が読みやすい原稿を作りたい
・質問者・傍聴者が一度聞いただけでわかる答弁にしたい
・反対している方へも事業の思いを伝えられる答弁にしたい
目次
第1章 答弁書を知る
Ⅰ 答弁書とは
Ⅱ 一般質問とは
Ⅲ 答弁の意義
Ⅳ 答弁書の作成担当者
Ⅴ 答弁書の作成スケジュール
第2章 質問を受けたら
Ⅰ 答弁書への向かい方
Ⅱ 担当部署の決定
Ⅲ ヒアリングのあり方
(1)質問の意図を把握する
(2)質問の流れを確認する
(3)行政側から政策の狙いや事業への思いを伝える
(4)質問者との関係を築く
Ⅳ 報告、協議
Ⅴ 重複する質問の調整
Ⅵ 答弁者になりきる
Ⅶ 答弁書案の決定
第3章 書き方の工夫とコツ
Ⅰ 敬意を持って対応する
Ⅱ 聞かれていることに答える
Ⅲ わかりやすく答える
Ⅳ 型を知る
Ⅴ 過去の答弁を確認する
Ⅵ 答弁用語を知る
Ⅶ 本番を想定した準備をする
Ⅷ 相手に配慮して答える
Ⅸ ペースに乗せられない
Ⅹ 読みやすさ・聞きやすさに配慮する(読み仮名、専門用語など)
第4章 パターン別 答弁書の書き方
Ⅰ 質疑か質問か
(1)議案質疑への答弁
(2)代表質問及び一般質問への答弁
Ⅱ 本会議か、委員会か
(1)本会議での答弁
(2)委員会での答弁
Ⅲ 答弁者はだれか
(1)首長答弁
(2)副知事・副市区町村長答弁
(3)部長答弁
(4)課長答弁
Ⅳ なにを聞かれているのか
(1)数字や実績の確認
(2)議員からの要望、要請、提案
(3)政策論争
(4)政治的なスタンス
(5)国の政策への考え方
(6)質問が市政の範疇を超える場合
Ⅴ 一括か、一問一答か
(1)一括質問の場合
(2)一問一答の場合
Ⅵ 質問状況や立場はどうか
(1)詳細な質問内容がわかっている場合
(2)質問の概要しかわからない場合
(3)賛成の立場からの質問
(4)反対の立場からの質問
(5)かみ合わないことが事前に想定される場合
Ⅶ 前向きな答えができるか
(1)前向きな答弁をする場合
(2)前向きな答弁ができない場合
Ⅷ 具体的な答弁例
第5章 現場の声
第6章 答弁作成はじめて物語