月刊「ガバナンス」2019年4月号 特集:新時代を担う職員を育む組織づくり

地方自治

2019.10.10

◆キャリサポ特集◆ 「学びの場」へ出かけよう!

 今月号から自治体職員のみなさんのキャリアをサポートする、「キャリアサポート面」を創設。これまでの連載に新連載を加え、充実したラインアップでお届けします。
 キャリアサポート面の冒頭は「キャリサポ特集」で、今回のテーマは「『学びの場』へ出かけよう!」です。新年度が始まり、入庁した人、異動した人などこれまでとは違う新しい環境でスタートを切る人も多いはず。その新鮮な気持ちで「学びの場」に出かけてみませんか。最近では自治体職員を取り巻く環境も大きく変わり、さまざまな学びの機会が広がっています。新時代への視野を広げ、自らのキャリアをアップしていく「学びの場」の扉を叩いてみましょう。

「越境学習」のススメと「オフサイトミーティング」

佐藤 淳(青森中央学院大学准教授) 42
「ドミナント・ロジック」に気付き、自己変容、そしてその先の組織変革を進めていくためにも、「越境学習」は不可欠だ。「越境学習」による新しいものとの出会い、つながりがない限り、イノベーション、「地方創生」は実現しない。

2枚目の名刺をつくりに行こう!〜人生100年時代を生き抜く主体的な〝自分開発〞

島田正樹(さいたま市職員・NPO法人二枚目の名刺) 45
前例に囚われることなく目の前にある地域の課題と向き合うことが地方公務員に求められている。だからこそ、学び続け、知識もスキルも、そして心も磨き続けなければ、地域のために価値を生み続けることができなくなってしまう。では、どのような学びが必要なのか。従来の学びの機会に加えて、「2枚目の名刺」を持つという新しい学びのスタイルを提案したい。

取材リポート 市民/学生と自治体職員が連携し、地域課題の解決に取り組む場

チャレンジ!オープンガバナンス2018 48
市民/学生と自治体が連携し、公開データを活用しながら地域課題の解決を図っていく「チャレンジ!オープンガバナンス(COG)2018」(主催/東京大学公共政策大学院「情報通信技術と行政」研究プログラム)の最終公開審査が3月10日、都内で行われた。市民と自治体が協働し、「オープンガバナンス」をめざす取り組みは、市民にも自治体職員にも、新しい「学びの場」といえるのではないか。

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