『学校教育・実践ライブラリ』Vol.6 2019年9月配本 特集 先進事例にみるこれからの授業づくり~「見方・考え方」を踏まえた単元・指導案~
トピック教育課題
2019.09.26
『学校教育・実践ライブラリ』Vol.6 2019年9月配本
特集 先進事例にみるこれからの授業づくり~「見方・考え方」を踏まえた単元・指導案~
新学習指導要領では、教科横断的に資質・能力を育成することを求めるとともに、教科の特質に応じた授業づくりも求めている。その足掛かりとなるのが、「見方・考え方」だ。そしてそれは、子供自身が働かせ、主体的・対話的で深い学びに向かうものと位置付けられている。
逆に言えば、主体的・対話的で深い学びは、教科の特質を踏まえたものでなければならないと言えよう。改めて、「見方・考え方」とは何か、「見方・考え方」を働かせる授業づくりとは何かについて、単元や指導案づくりの具体例を交えながら考えてみたい。
論 考─theme
「見方・考え方」を働かせた授業づくりとは─小学校社会科を例に
澤井 陽介(国士舘大学教授)
新課程を生かす単元づくり・授業づくりの実際
弥延 浩史(筑波大学付属小学校教諭)
事 例─case
[国 語]国語科における見方・考え方を働かせた授業づくり
高知県四万十市立中村中学校
[理 科]理科の見方・考え方を生かす授業展開
─「振り子の運動」の単元導入
福岡市立香椎小学校
[数 学]数学の「見方・考え方」を育てる単元づくり・授業づくり
鳴門教育大学附属中学校
[幼小中一貫教育]多様性社会の中で生きて働く力を育む
─「躍動する感性」「レジリエンス」「横断的な知識」の基礎となる資質・能力の育成
広島大学附属三原学校園