令和7年3月下旬発売予定。現在予約受付中です。
「契約の解釈」の方法を理解し、「契約書の作成」に活かす!

争点化・主張・立証のポイントが分かる
法律実務家の視点から契約の解釈に係る問題をどのように争点化し、どのように主張し、その争点との関係でどのような点に焦点を絞って立証するのが効果的であるかを詳説!

「現代における契約の解釈」の全体像がつかめる
21もの最高裁判決を素材として、当該事案における当事者の主張・立証および下級審判決の判断等を分析し、それまでの最高裁判例の中に位置付けることによって、「現代における契約の解釈」の全体像を示す!

遺言、約款、規約等の解釈についても解説
「契約」の解釈にとどまらず、単独行為である「遺言」、関係者が多数に上る「約款」や「規約」をも取り上げ、法律行為の解釈の全体像を提示!

裁判官・弁護士・企業法務担当者必読の1冊!
当事者の紛争解決をめざす裁判官、弁護士、企業で契約書作成に携わる法務担当者に必読の1冊!
目 次
序章 契約の解釈の重要性 第1章 契約の解釈とは 第2章 契約の解釈における基本問題 第3章 本来的解釈と規範的解釈との識別、契約の解釈と法規の適用との識別 第4章 本来的解釈をめぐる主要な問題 第5章 規範的解釈をめぐる主要な問題 第6章 訴訟において「契約の解釈」が争点になる3つの態様 第7章 遺言の解釈 第8章 約款・規約等の解釈 終章 契約の解釈の全体像
著者紹介
田中 豊(たなか・ゆたか)
弁護士(大江・田中・大宅法律事務所)
1973年東京大学法学部卒業、1977年ハーバード大学ロー・スクール修士課程修了(L.L.M.)、1975年裁判官任官、東京地方裁判所判事、司法研修所教官(民事裁判担当)、最高裁判所調査官(民事事件担当)等を経て1996年弁護士登録(東京弁護士会)
慶應義塾大学大学院法務研究科教授(2004年~2021年)
司法試験考査委員(民事訴訟法 1989年~1998年/民法 1990年)
新司法試験考査委員(2006年11月~2007年10月)