2020年4月 増刷にあたりパワーアップ!
\ 2020年4月 増刷にあたり「発達」と「保育」の“いま”をプラスしました! /
●睡眠時の配慮や離乳食と母乳に関し、近年の発達研究・保育実践を基に解説を見直し、表現・用語を改めました。 ●幼児期からの性教育(からだを大切にする保育)について、コラム「性教育っていつから始めるの?」と参考文献を追加しました。 ●保育のための基礎資料として新たに「全国保育士会倫理綱領」「子どもの権利条約」を掲載しました。
本書の特徴
◆保育内容を豊かに展開する際の活用しやすい実践書
日常の実践から、現場の保育士が、主に同じ悩みを抱えた保育士や幼稚園教諭、保護者に、未就学児の発達の各段階における「目からウロコ」の保育方法を解説します。
◆月齢・年齢別の発達を掲載
子どもたちの発達の最も重要な特徴を年齢ごとにまとめています。子どものどこに注目して成長を見守ればいいか分かります。
◆『発達論的な視点』と『保育の視点』から解説
未就学児の各発達段階について、「全身発達」「生理的機能」「運動発達」などの『発達論的な視点』と、「育児の援助(健康、生活リズム等)」「あそびの援助(運動、言葉、複合等)」などの『保育の視点』から、そのポイントを解説します。
◆イラストが豊富で分かりやすい!
可愛らしいイラストを多数掲載。読んでも見ても楽しく分かりやすい内容です。
◆よくある事例をコラムで紹介
首が座るまでの赤ちゃんの抱き方や夜のオムツ交換など、よくある事例をコラムで紹介。「意外な落とし穴」や「予想外のコツ」が満載です。
読者からの声
・とても見やすくて、文章を読むのが得意ではない私でもスラスラと読むことができました。
保育中にフッと内容を思い出して、指導に活かせます。
・コラムの内容をお母さん、お父さんに伝えています。不安が大きい方も多いですが、それを伝えるだけで安心してもらえています。新人にも必ず読んでもらっています。
・「例えば…」と事例が挙げられているので、実践がしやすい。指導案を書くときにもとても役立ちます!
目次
1 入園面接
2 首がすわるまで【0〜3か月】
3 寝返りの始まり【4〜6か月】
4 這い這いの始まり【6〜7か月】
5 這い這いの充実【8〜9か月】
6 つかまり立ちから伝い歩き【10〜12か月】
7 歩行の完成【1歳前半】
8 調整しながら歩く【1歳後半】
9 自我の拡大から充実へ【2〜3歳】
自我の拡大/自我の充実
10 自励心、自制心が育つ【3〜4歳6か月】
ケレドモ、ケレドモ
11 自励心、自制心の発揮【4歳6か月〜5歳】
12 真ん中の発見【5〜5歳10か月】
13 認めあい育ちあう【5歳10か月〜7歳】
14 あそびの展開とクラス運営【3〜5歳】
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監修者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
田中真介…たなか・しんすけ/京都大学高等教育研究開発推進センター准教授