財政担当課職員が選ぶ!実務に役立つ書籍TOP10

NEW地方税・財政

2026.06.23

財政担当課職員が選ぶ!実務に役立つ書籍TOP10

 月刊『地方財務』では、かつて、自治体の財政担当課職員の方(OB含む)に「財政課で仕事をする上で役に立った書籍」についてのアンケートを実施し、2013年7月号の誌面にて、その結果をランキング形式で紹介しました。そしてこの度、約15年の月日を経て、このランキングを現代版にアップデートすることといたしました(2026年9月号で特集予定)。ぜひ、みなさまが選ぶ座右の書とその理由をお寄せください。たくさんの投票を、お待ちしております!(『地方財務』編集局)

▼回答・お問い合わせはこちらまで▼
zaimu@gyosei.co.jp


2013年当時のランキング結果をご紹介!

*小誌『地方財務』と、8月号別冊付録『事業別地方債実務ハンドブック』は対象外としています。
*コメントは、アンケートのコメント欄から抜粋したものです。
*掲載書籍の中には、現在は絶版・品切れになっているものや、改訂版が発刊されているものもあります。


第1位

財政課の「必需品」「定番書」

【書影】地方財務実務提要(全3巻)

地方財務実務提要(全3巻)

地方自治制度研究会/編集
(ぎょうせい、加除式)
詳細はこちら ≫

〔コメント〕

・財務事務でわからないこと、困ったことがあれば、必ず参考にする ・疑問に思った案件があると、真っ先に確認する ・たくさんの事例のQ&Aがあるので、何かしら網にかかってくれる(答えが見つかる) ・適切な判断を行うための根拠にしている ・財政担当であれば誰でも必ず目にするバイブル


☞絶大なる信頼を得ていることがうかがえる書。
「時間があるときにパラパラと流し読みしている」といった使い方も!

 

第2位

財務会計事務の厳正な処理に必携の書!

【書影】九訂 地方公共団体歳入歳出科目解説

七訂 地方公共団体
歳入歳出科目解説

月刊「地方財務」編集局/編
(ぎょうせい、2011年)
詳細はこちら ≫
※書影・商品リンクは最新版のもの

〔コメント〕

・基礎的事項がわかりやすく解説されている ・支出・収入科目で頭をひねるケースが多々あるが、この図書で概ね解決の糸口が見出せる。特に経験年数が浅い担当者は必携 ・運用例や法解釈などの記述も豊富で実践的な1冊


☞ベテランから初任者まで幅広く受け入れられていることが見え隠れする書。「節の奥の深さに感動する」と解釈の奥深さを感じる人多数。また、「派遣団体から戻るときの送別会で、寄せ書きされたこの本を餞別としてもらった」方も!

 

第3位

予算編成のバイブル!

【書影】予算の見方・つくり方

予算の見方・つくり方

平成25年版

小笠原春夫/著
(学陽書房、2013年)

※書影は最新版のもの

〔コメント〕

・基本的な部分から詳細に解説されており理解しやすい ・基本的な事項を学べる書 ・予算書の作成や議会への報告方法など、記載例とともに詳細に解説されているため、予算時期にはいろいろと助けられる ・予算の繰越について、様式等が非常に参考になった


☞詳細な解説が役立つとの見方が多い。財政課のメイン業務「予算編成」を丁寧に解説しているため、円滑な実務遂行のために備えておくべき書との声も。

 

第4位

総収録用語数1,170!
会議や議会等にも持参・確認が可能!

【書影】六訂 地方財政小辞典

六訂 地方財政小辞典

石原信雄・嶋津昭/監修
地方財務研究会/編集
(ぎょうせい、2011年)

〔コメント〕

・専門用語に苦労することから入門書として最適 ・この図書を入り口に関係法令などへジャンプし、掘り下げることができる ・端的な制度解説本として秀逸。気になるところを拾い読みするだけでも十分勉強になる


☞使い方は人それぞれ。「長い間、実務に携わっていると、知っているつもりになっていて、本来の意味を見失っていることが間々あった。そんなときは、黙って本書を開いた」とはベテランの弁。

 

第5位

地方財政の真の姿を理解するために!

【書影】基本から学ぶ地方財政

基本から学ぶ地方財政

小西砂千夫/著
(学陽書房、2009年)

※書影は最新版のもの

〔コメント〕

・なぜそのような仕組みになっているのか、という考え方まで示してくれる ・少し仕事の経験を積んで全体像がわかってから読み返すと、その内容の深さから、地方財政に対する理解を増すことに役立つ


☞制度の表面のみの解説にとどまらない骨太の内容。「書名に「基本」と入っているが、上級者(財政課経験者。特に交付税経験者)向けの1冊という印象」なものの、「大きな視野に気づかせてくれる」など、目からウロコが落ちる1冊。

 

第6位

実務理解への道しるべ

【書影】自治体財務の12か月

自治体財務の12か月

―仕事の流れをつかむ実務のポイント

松木茂弘/著
(学陽書房、2010年)

※書影は最新版のもの

〔コメント〕

・予算編成をはじめ決算統計や地方債の借り入れなど、財政課の1年間の仕事がわかりやすく書かれている ・業務の流れがおおよそ理解できて便利 ・係や課の業務の進行管理に役立つ ・キーとなるポイントを外さずに財政運営を行うためのバイブル ・「現場を信頼すること」と言い切るすぐれた財政哲学の書


☞新任者から財政課入門書として好評な一方、ベテランからも一目おかれている内容。

 

第7位

地方交付税の基本がわかる!

【書影】地方交付税 仕組と機能―地域格差の是正と個性化の支援

地方交付税 仕組と機能

―地域格差の是正と個性化の支援

岡本全勝/著
(大蔵省印刷局、1995年)

〔コメント〕

・平易な言葉で書かれていて、読みやすい ・簡潔な解説とわかりやすい例示は他に例を見ない ・1995年という時代背景を反映してか、地方財政制度が地域の活性化施策や投資単独を引っ張っていたことがうかがえ興味深い ・補正係数など、交付税算定の簡素化以前の制度がベースとなっているが、むしろ過去からの経緯を知る上でも一度は読むべき


☞とにかく「わかりやすい」交付税制度の解説書。制度が変わった今でも必読書として推す声が強い。

 

第8位

持っておくべき資料集

【書影】地方交付税のあらまし

地方交付税のあらまし

地方交付税制度研究会/編集
(地方財務協会、毎年発刊)

〔コメント〕

・地方交付税をはじめとする地方財政制度について、初任者でもわかるように、解説されている ・普通交付税の額の算式及びその内容など、ミクロの視点からの解説と、全体的なマクロな視点での内容が記載されているので、制度の仕組を理解し事務処理を行う上で、役立つ ・近年の動きやデータが毎年更新される ・基本的な資料が1つにまとまっている


☞初心者にも勤務経験の長い者にも便利な1冊。

 

第9位

地方行政の全体像をつかむことができる

【書影】新 地方自治入門―行政の現在と未来

新 地方自治入門

―行政の現在と未来

岡本全勝/著
(時事通信社、2003年)

〔コメント〕

・地方財政をとおしてみえる地方自治全体のあり方について考える際に有用な本 ・住民や地域社会が抱える問題が大きく変化する今、地方自治のこれからを考える上で役立つ ・財政に関わる仕事は、財政制度だけの学習では不十分であり、財政を含めた自治のプロフェッショナルのための考え方が身につく好著


☞未来を考える際に読んでおくべき書。政治学、経済学、社会学などの議論を取り込み、広い視野から論じられているため、自治体財政に携わる者の必読書とする人が多い。

 

第10位

財政調整の原点を知る

【書影】新地方財政調整制度論(改訂版)

新地方財政調整制度論

石原信雄/著
(ぎょうせい、2000年)
詳細はこちら ≫
※書影・商品リンクは最新版のもの

〔コメント〕

・地方財政制度の成り立ちから、交付税の算定方法、各国の制度比較など、地財計画から交付税の配分にかかわる幅広い事項を鳥瞰できる ・地方交付税制度という財政調整制度はそもそもどういう経緯、考え方で設計されているのかを理解する上で不可欠 ・高度な部分もあるが、現在でもスタンダードな内容であり、戦後の地方財政の様々な改革を直接経験してきた著者だからこそ書き得た名著


☞財政調整とは何かを、理論と実務の両面から説き起こした書。

 

★最新のランキングは、月刊『地方財務』2026年9月号で特集予定です。
 本誌はこちらからチェック!

月刊 地方財務

月刊 地方財務 編著者名:ぎょうせい/編
詳細はこちら ≫

 

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