公務員が読みたい今週の3冊

ガバナンス編集部

公務員が読みたい今週の3冊【自治体契約実務の超基本/首長のリーダーシップ/アニメ聖地移住】

NEWぎょうせいの本

2026.03.02

 

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今週、何読む?

読書の習慣をつけたいと思いながら、まだ始められていない…。
日々読書を嗜んでいるが、そろそろネタ切れ…「次は何を読もうか」検討中。
そんな公務員の方はいませんか?

「公務員なら読んでおきたい」業務に役立つ必携図書や、「公務員の皆様が楽しく読める」おすすめ図書をガバナンス編集部がピックアップ。毎週2~3冊をご紹介します。
「今週読みたい図書」の選定にぜひお役立てください。

【公務員が読みたい今週の3冊】バックナンバーはこちら

知識ゼロでもわかる!
自治体契約実務の入門書

【書影】自治体契約実務の超基本

いまさら聞けない!

自治体契約実務の超基本

藤森友輔・著
学陽書房/2,300円+税

 自治体の契約は、物品購入、業務委託、システム開発など多くの種類がある。さらに法令や例規などに沿った独自のルールもあるため「どうやって進めればいいのかよくわからない…」「毎回これでいいのか不安」という悩みを抱えている職員も多いのでは。本書では、自治体の契約経験が豊富な著者が、初めて契約に関わる人にもわかるように契約実務の進め方をやさしく解説している。

 困っている事例を目次からピンポイントで探せる、すべての項目が図やイラストで解説されており業務がイメージしやすい、など内容も構成も非常に親切。決裁者の確認ポイントも明示されており、契約初心者はもちろん、まさに“いまさら聞けない”課長や係長、ベテラン社員もぜひ手に取っていただきたい。

 

コロナ対応下のトップの言葉から
未来への教訓を探る記録集

【書影】緊急事態における首長のリーダーシップ

緊急事態における
首長のリーダーシップ

インタビューから浮かび上がる
新型コロナ対応の教訓

西出順郎・編著
青田良介、礒崎初仁 ほか・著
ぎょうせい/3,600円+税
詳細はこちら ≫

 令和元年12月に中国湖北省武漢市で初めて検出され、またたく間に全世界へと広がった新型コロナウイルス。本書は、当時その正体も十分にわからず、その後も刻々と変異を繰り返した新たな感染症に対し、自治体の県知事や市長がどのように対策の陣頭指揮を執ったのかを、当人らの言葉で振り返るインタビュー集だ。

 県知事・市長ら15人と、当時の県医師会長、全国自治体病院協議会会長の2人の計17人にインタビューを敢行。最終章では、編著者が本書のインタビュー全体を概観しながら、首長のリーダーシップのあり方を分析し、その位置づけを明らかにする。単なる過去の振り返りではなく、次の危機に備えて未来志向で教訓を引き出そうと試みる挑戦的な一冊。

 

関係人口から移住、の可能性に
満ちたムーブメントを紐解く

【書影】アニメ聖地移住

アニメ聖地移住

千葉郁太郎・著
集英社インターナショナル/1,060円+税

 アニメで登場する場所を訪れ楽しむ「聖地巡礼」。ファン活動のひとつというだけでなく、地域を盛り上げる要素としても定着しつつある昨今、「巡礼」にとどまらず、その土地の魅力に惹かれ「移住」する人が増えている。本書では「関係人口から定住人口へ」の発展形ともいえるこのムーブメントの実態に迫る。

 人生のリセットともいえる移住はハードルも多い。だが本書に登場する11人の移住者のほとんどが「アニメ以上にまちそのものが好きになった」と語る。住民が当たり前で価値がないと思っていたものに外部から来たファンが価値を見出し、大きな観光ポテンシャルをもっていることに気づかされた、という例も多い。地域活性化への新しい可能性を秘めたこの流れ、今後も要注目だ。

 

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