公務員が読みたい今週の3冊
公務員が読みたい今週の2冊【公務員の地域データ利活用/赤塚不二夫が描いたママたちの名作集】
ぎょうせいの本
2025.10.06
目次

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出典書籍:『月刊ガバナンス』2025年9月号
今週、何読む?
読書の習慣をつけたいと思いながら、まだ始められていない…。
日々読書を嗜んでいるが、そろそろネタ切れ…「次は何を読もうか」検討中。
そんな公務員の方はいませんか?
「公務員なら読んでおきたい」業務に役立つ必携図書や、「公務員の皆様が楽しく読める」おすすめ図書をガバナンス編集部がピックアップ。毎週2~3冊をご紹介します。
「今週読みたい図書」の選定にぜひお役立てください。
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データ収集・分析の具体的方法を
ストーリー仕立てでわかりやすく

今日から始める
公務員の地域データ利活用
市川博之・著
公職研/2,200円+税
DXやEBPM推進が叫ばれる中、データを地域の問題解決にどう利活用すればよいか悩む方も多いのでは。本書では100以上の自治体でICT研修やコンサルをしてきた筆者が、豊富な経験をもとに、自治体職員に必要な「データを正しく見る・分析する・解釈する」力をつける方法をストーリー仕立てで解説する。
公共施設マネジメント計画を任された若手職員・井上くんが先輩やデジタル課職員の助言や協力を得て、悩み、壁にぶつかりながらデータを住民との合意形成、施策提案につなげていく過程がわかりやすく描かれている。
最初はうまくいかなくて当たり前、ひとりで抱えず仲間をつくる、などの言葉にも勇気をもらえる。データ利活用の入門編、「心強い仲間」として手元に置いておきたい。
赤塚不二夫生誕90周年!
“あの頃”が令和に蘇る

母ちゃんは、
いつだってそこにいた。
赤塚不二夫が描いたママたちの名作集
赤塚不二夫・著
WAVE出版/2,900円+税
“ギャグ漫画”の王様として知られ、『おそ松くん』や『天才バカボン』など、今なお愛される人気作を数多く生み出した赤塚不二夫。
本書では、数多の作品の中から、母親のキャラクターが特に印象的な話を厳選。定番の人気作はもちろん、この本でしか読めないレア作品も多数収録している。
解説は、赤塚不二夫を「最初の師」と語る中森明夫氏。漫画のほかにも、貴重な直筆ラフスケッチや実母とのエピソードを掲載し、生誕90周年にふさわしい280ページの大ボリューム。作風の変遷を追うように、初期のほっこり作品からギャグ漫画まで幅広く楽しめる。
いつの時代も変わらない、家族を見守る母の愛に触れ、子どもだった“あの頃”に思いを馳せたくなる、笑って泣ける一冊だ。
月刊『ガバナンス』では、おすすめ書籍6冊を毎月まとめてご紹介!

月刊 ガバナンス 2025年9月号
特集1:地域を支える技術系職員
特集2:自治体現場の「質問力」 編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
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