月刊「ガバナンス」特集記事

ガバナンス編集部

月刊 ガバナンス 2024年3月号 特集2 災害とこころのケア

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2024.02.29

●特集2 災害とこころのケア

いま私たちは、「災害と隣り合わせ」の社会を生きています。ひとたび大きな災害が起こると、被災者はもちろんのこと、支援者のこころにも少なからぬ影を落とします。特集2では、平常時、発災時、復興期等のさまざまなフェーズでの「こころのケア」について考えます。

■被災者のこころのケアとストレスマネジメント/池田美樹
災害に関連したストレスは、衝撃的な出来事そのものに対するトラウマ反応、大切な人や物を失う喪失に対する悲嘆反応、災害後の日常生活の出来事に対するストレス反応に大別される。しかし、同じ「災害」を体験したとしても、影響や受け止め方は一人一人で異なる。何がその人にとってのストレスになっているのかを見極めることが望まれる。

■被災自治体職員のメンタルヘルスを守るためにできること/髙橋幸子・松井 豊
被災地では、1日でも早い復興を成し遂げようと、自治体組織も職員も時間外労働を極端に長くしたり、心身の悲鳴に気づかないふりをしたりして、無理をしてしまう。危機時だからこそ、職員が心身ともに健康かつ安全に過ごすことができる労働環境を整えるという考えにシフトさせていく必要がある。

■子どもの復興・防災への参加をどう支えていくか──こころのケアの先にあるもの/安部芳絵 災害時の子ども支援としてまず頭に浮かぶのは、こころのケアに代表される「子どもの保護」である。災害から子どもを保護することは、確かに重要だ。しかし、それだけで十分だろうか。こども基本法時代に求められる災害と子ども支援を考える。

 

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特集1:大規模災害にどう備えるか──能登半島地震で見えた課題
特集2:災害とこころのケア

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株式会社ぎょうせい

「ガバナンス」は共に地域をつくる共治のこと――これからの地方自治を創る実務情報誌『月刊 ガバナンス』は自治体職員、地方議員、首長、研究者の方などに広く愛読いただいています。自治体最新事例にアクセスできる「DATABANK」をはじめ、日頃の政策づくりや実務に役立つ情報を提供しています。2019年4月には誌面をリニューアルし、自治体新時代のキャリアづくりを強力にサポートする「キャリアサポート面」を創設しました。

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