連載 vol.8「つながる」力 「つながり」が奇跡をおこす 【村川美詠(長崎・諫早市職員)】

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2021.07.12

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連載 vol.8「つながる」力
「つながり」が奇跡をおこす 村川美詠(長崎・諫早市職員)
月刊「ガバナンス」2014年11月号

所属等は執筆(掲載)時点のものです。

※本コラムは主に自治体職員によるネットワークのメンバーがリレー形式で執筆します。

「つながり」が奇跡をおこす

 「地方幸夢員」──。数年前、私はそんな気持ちで仕事がしたいと思うようになり、意識的に人とつながる活動をするようになった。その中で生まれたのが「諫早もりあげガールズ」である。

 メンバーは市内の女性10人で、年齢はバラバラ、職業も様々だが、「諫早を笑顔あふれる元気なまちにしたい」という共通の思いのもと、「あるものを活かして ないものを創る」を合言葉に、ボランティアで様々な活動を行っている。具体的には、女性目線で諫早の素晴らしい景色、美味しい食べ物、素敵な物語を掘り起こし、「観光コース」を作り、新しい名物(うなタルサンド、ガールズ酒)を開発し、インターネットや紙面で情報発信を行うなどして、これまで素通りされてきた諫早に立ち寄っていただくための様々なしかけをしている(詳細は「諫早もりあげガールズ」のHPをご覧ください)。

 この活動を通して、私は次のようなことを学んだ。一つは、メンバーの持ち味の違いは、チームの強さにつながるということ。それと、このような地域をおこす活動には、公務員が役に立つということである。企画書や予算書などの書類を整える能力はもちろん、地域の資源や人財をつなげるハブとしての役割は貴重であり、さらに、そんな活動の中で得た人脈、スキル、気づきは、将来、必ず自分の仕事にも活かされると思うのである。

 そう感じた私は、そんな地域のお役に立てる「幸夢員」を増やしたいと思うようになり、庁内に「おこしの会」というオフサイトミーティングを立ち上げた(ネーミングには、諫早名菓「おこし」と「まちおこし」をかけ、「寝た子をおこす」という意味もこめた)。

 これは福岡市職員によるオフサイトミーティング「明日晴れるかな」との奇跡的な出会いによるものだが、その縁で、九州OMとの交流も深まり、他自治体の皆さんにいい刺激と気づきをいただいている。

 思えばこれまでの出会いがいろんな奇跡につながっている。これまでのつながりに感謝。これからのつながりにワクワク。

(長崎・諫早市職員/村川美詠(みえ))

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