東西南北デジデジ日記 vol.30 今週の担当:【西】多田功

地方自治

2022.05.12

東西南北のそれぞれで奮闘する現役自治体職員と元自治体職員4名によるリレー日記。タイトルに冠しているとおり、テーマはデジタルなれど、小難しいこと抜きに、多彩な切り口で「自治体×デジタル」を考えてみよう、な日記です。

―――――2022年5月12日 Thu.―――――――

 

記念すべき30回目

とうとうこの日記も30回目を迎えることができました。

連載が進んでいるときはあまり気づかなかったのですが、振り返ってみると結構続けてきましたね。
こんな感じで、40回目、50回目を迎えていることになるのかもしれませんが、少しずつ回を重ねて前へ進んでいきましょう。

 

情報部門のお仕事

5月のゴールデンウィークも終わってしまいましたが、新しい職場や新しいメンバーにも慣れてきたころでしょうか。

今回は「新しく情報部門に配属された皆さんへ」というテーマで情報部門の仕事を整理してみました。
自分自身が生え抜きでの情報部門の職員ではなかったので、当初苦労した部分も含めて書いていきたいと思います。

まず、情報部門における仕事の特徴として、
・専門用語が多い
・新しいことの連続
・コミュニケーション大事
の3つが挙げられると思います。

今回は上の3つについて、挙げた理由を含め、自分自身の経験談について紹介してみたいと思います。

 

専門用語が多い

配属される前からわかっていたものの、いざ配属されて会議などに出席してみると、会議で飛び交う言葉の意味がほとんどわからない状態でした。

配属以前の職場でも、システム導入を経験していましたが、最初のネットワーク関係の会議では、事業者の皆さんが話している言葉がまるでチンプンカンプン…。

でも、周りからは、「昔からいたんでしょ?」なんて言葉を投げかけられたりしていまして、こっちは知らないことばかりで焦る日々を過ごしていたことを思い出します。

このままでは駄目だと、最初のうちは、意味のわからない言葉をメモしたり、休日に子どもの送り迎えの待ち時間の車の中でネットワーク関係の本を眺めたりしながら、少しずつ覚えていきました。

情報部門の会議では次々と横文字が出てきます。
特に新しい技術の話は横文字ばかりです。
しかも、アルファベット3文字以上で略されている言葉なんて頭に入ってきません。
ひたすら眺めて、覚えて理解していく作業は学生時代のテスト勉強さながらでした。

 

新しいことの連続

情報部門の仕事は、「システム構築・運用・保守」「庁内インフラ構築・運用・保守」「IT戦略・システム企画」「サポート・ヘルプデスク」と大きく4つに分類されるかと思います。

4つのそれぞれについては、次回以降でもう少し深堀りしたいと思いますが、次々と新しい技術が生み出されているため、その情報収集方法は早い段階で身につけておいたほうが後々役に立ちます。

新しい技術の中身について、最初は理解するまでにものすごく苦労しましたが、情報を多く集めること、その情報について少しでも知ることを繰り返していました。

例えば、「○○○」という単語を初めて聞いたら、とりあえずメモる。
でも、会議は進んでいくので、その場で聞くこともしますが、後で正確に知るためにメモを取って、インターネットとかでその意味を調べていくようなことをやってました。

重要な単語って、会話でもそうですが、繰り返し出てきますし、ネットワークの会議とシステム構築の会議とで出てくる単語はそれぞれ異なりますので、とにかくメモを取って後で調べるという点の情報を多く集めていました。

言葉を理解するのはもちろん大事ですが、あまり深堀りしすぎずに雰囲気だけ知ることを心がけていました。

情報セキュリティ関連は、当日に即対応しなければならない案件があることも多く、情報収集の(※加筆)アンテナを高く持つ能力も必要です。

 

コミュニケーションは大事

専門用語をたくさん知っていて、技術もよく理解しているとしても、コミュニケーション能力がなければ意味がありません。

行政だけでなく、どこの業界でも当たり前のように言われますが、コミュニケーション能力、特に言葉を正しく伝える能力は、特に勉強しないといけないことを情報部門に配属されてから痛感しました。
当時は文章の書き方や論理的思考能力の本でよく勉強していました。

調達仕様書を書いたり、事業者からの質問に答えたり、技術に疎い人にシステムの説明をしたり、事業者と担当部門の双方の言い分を聞き取ってシステムの実現を図ったり…と、言葉を正しく使えなければ、いくら技術力があっても意味をなさないことが幾度とありました。

最近はウェブ会議で打ち合わせする機会も増えましたが、メールなどの文字を使ったコミュニケーションとなると、自分の伝えたいことが正しく伝わりにくいケースもあります。
日頃からのコミュニケーションでお互いを知っておくことは、情報部門の職員にとっては非常に重要だと考えます。

 

外部の力を借りる

今は情報部門にいませんので、最近がどうなのかわかりませんが、ちょっとした参考になればと思います。

最近ではいろいろな自治体の情報部門の方々とつながりやすくなっています。

庁内に新しい技術や制度に詳しい人がいなくても、他自治体には長期間在籍されている人が非常に多いです。
技術もよく知っていて、しかもコミュニケーション能力が高く、いろいろなことをとても親切に教えてくれます。

ゴールデンウィーク明けからは翌年度の事業計画を考えていく時期に差し掛かっていきます。
他自治体の方とコミュニケーションを取りながら情報収集してみてはいかがですか?

5月病を吹っ切るために外部の力を借りて乗り切りましょう!!
ではまた次週!! デジデジ!

 

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千葉大右・多田 功・山形巧哉・今村 寛

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