第51回『都市問題』公開講座 「あらたな「均衡ある発展」を考える―東京圏一極集中を超えて」 2021年7月10日(土)開催
イベント情報
2021.06.04
目次
●第51回『都市問題』公開講座
「あらたな「均衡ある発展」を考える―東京圏一極集中を超えて」
開催概要
【趣旨】
日本全国でひとり東京圏のみが人口を吸収し続けるという現象はおおよそ70年代半ばに始まり、バブル崩壊期のわずかな期間に東京圏でも出超となったことを除けば、今日まで延々続いてきた。東京圏への一極集中は各種の社会的・経済的不均衡を生み、さらにその不均衡が東京圏へのさらなる人口集中を呼び込む。人口を流出させ縮小していく地域では、社会システムの維持が困難になり、そこに住む人々の生活が脅かされる。一方、人口を吸収し肥大化していく東京圏では、過密状態が生む困難が人々を襲う(今般のウイルス禍は言うまでもなくその一例である)。かくて「東京圏一極集中」とは、これまで日本社会が抱えてきた問題であった。昨年来のウイルス禍により東京圏一極集中ではなく地方分散型へと社会構造を変化させる必要性を改めて訴える声は多い。本講座では、今日的視点で地方分散型社会のメリット・デメリットを掘り下げて論ずるとともに、住民や自治体がどう対応していくべきなのかについて考える。
日時:
7月10日(土) 13:00~16:00
会場:
日本プレスセンター10階ホール(東京都千代田区内幸町)
※オンライン配信あり
概要:
[基調講演]
広井良典(京都大学こころの未来研究センター教授)
[パネルディスカッション]
天野朋美(UIキャスト代表、元宮崎県椎葉村地域おこし協力隊)、嶋田暁文(九州大学大学院教授)
高見具広(労働政策研究・研修機構副主任研究員)、広井良典、瀬田史彦(東京大学大学院准教授)
参加費:
無料
定員:
70人(会場収容人数の3分の1程度)
申込み:
後藤・安田記念東京都市研究所ホームページ(https://www.timr.or.jp/)からお申込みください。
※締め切り 7月8日(木)※満席となりしだい受付終了。
問合せ:
後藤・安田記念東京都市研究所
TEL:03-3591-1201 FAX:03-3591-1209