連載 vol.9「つながる」力 知識や知恵、経験を次の世代につなげていきたい 【平良文康(群馬県職員)】

地方自治

2021.07.19

本記事は、月刊『ガバナンス』2014年12月号に掲載されたものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、現在の状況とは異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。
所属等は執筆(掲載)時点のものです。
※本コラムは主に自治体職員によるネットワークのメンバーがリレー形式で執筆します。

知識や知恵、経験を次の世代につなげていきたい

 10月4日、上州知域づくりオフサイトミーティング(上州OM)が群馬に発足した。当初は2月に発足する予定であったが、豪雪に伴う災害対応で開催を目前に中止となった。新年度となり、業務多忙でなかなか打ち合わせができず、「このまま立ち消えになってしまうのではないか」という不安の一方、「いつ発足するの?」という期待、応援の声に支えられ、準備を進めてきた。当日は、県内の自治体職員に加え、近県や遠く東北や四国の「先輩OM」からも駆けつけていただき、150人余りの参加により第1回勉強会がスタートした。

 私たち幹事にとって望外の喜びであったのは、参加者の「表情の変化」だった。会場に到着した時は、知らない者どうしということもあり、一様に緊張した表情。ところが、「職員ネットワークの有用性」をテーマに基調講演をしていただいた東北OMの発起人、後藤好邦さん(山形市)による東北OMの絆に感動し、ネットワーク活動の意義についての説明に勇気づけられ、表情がみるみる変わっていった。そして、県内各地で活動している自主研究グループの事例報告の後、「旅」をテーマとしたワールド・カフェでは、打ち解けた雰囲気の中で会話がなされた。第1回勉強会は参加者の晴れやかな表情のうちに終了し、準備を進めてきた幹事一同、ほっと胸をなで下ろした。

 上州OMの特徴は、20歳~30歳代の若手職員が多いこと。その一方、幹事の中心は40歳前後の職員。早速、若手からはいろいろな「ご意見」があった。群馬という地域を舞台に、若手と先輩職員が互いに切磋琢磨していく中で、若手職員の自由な発想を先輩職員が応援し、先輩から学んだ知識知恵、経験を若手職員がその次の世代につなげていってもらいたい。何よりも、若手職員が勇気をもって「知域」に飛び出してくれた思いに応えたい。私たち上州OMは、「知域づくり」という名前に込めた意味を常に問い直し、自治体職員、先輩と後輩、そして「先輩OM」といった様々な「つながる力」を大切にしていこうと思う。

(群馬県職員/平良文康)

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