公務員が読みたい今週の3冊
公務員が読みたい今週の2冊【地方自治法/戦略的タメ口】
NEWぎょうせいの本
2025.06.02

この記事は1分くらいで読めます。

出典書籍:『月刊ガバナンス』2025年5月号
今週、何読む?
読書の習慣をつけたいと思いながら、まだ始められていない…。
日々読書を嗜んでいるが、そろそろネタ切れ…「次は何を読もうか」検討中。
そんな公務員の方はいませんか?
「公務員なら読んでおきたい」業務に役立つ必携図書や、「公務員の皆様が楽しく読める」おすすめ図書をガバナンス編集部がピックアップ。毎週2~3冊をご紹介します。
「今週読みたい図書」の選定にぜひお役立てください。
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地方自治法のキホンを押さえる!

公務員のための
イチから学べる地方自治法
伊藤卓巳、鈴木洋昌・著
公職研/2,300円+税
地方自治法は500を超える条文から成る法律だ。これまで多くの改正を経てきたこともあいまって、非常に複雑化している。しかし公務員たるもの、自らの業務の根拠となる法令を学ぶことは必須であろう。そんなとき、入門書としておすすめしたいのが本書である。
本書は、実務で必要となる部分を中心に、地方自治法を30区分に分割。わかりやすく解説している。関連する重要判例が豊富に挿入されている点も、現場目線での理解を助けてくれるだろう。また、各区分がどのように関わりあっているのかを図示した「地方自治法MAP」も収録。知識をぶつ切りにではなく、大局的にとらえることができる。これからスタートを切る若手はもちろんのこと、中堅職員のおさらいや昇任試験対策にもうってつけだ。
「タメ口」を使いこなして、好感度を上げる方法がある!

戦略的タメ口
結局、コミュ力の高い人が
すべてを手に入れる
堀田秀吾 ・著
WAVE出版/1,600円+税
丁寧に話しているのに、なぜか人間関係がうまくいかない。その理由は、言葉の選び方と距離感。敬語は時に心の壁をつくる。
本書が提案する「戦略的タメ口」は、ただ砕けた話し方ではない。言語学・心理学・脳科学の知見をもとに、相手との距離を自然に縮め、信頼を引き出すための“技術”である。職場でも恋愛でも使える万能スキルを、豊富な事例とともにわかりやすく解説。特に年上部下、年下上司との複雑なコミュニケーションや、タメ口で上司からの好感度を上げる方法は必見だ。敬語とタメ口を自在に使い分けることで、人間関係は驚くほどスムーズになる。相手の心にすっと入り込みたい人、コミュ力を本気で上げたい人にとって、本書は最強の一冊となるだろう。
月刊『ガバナンス』では、おすすめ書籍6冊を毎月まとめてご紹介!

月刊 ガバナンス 2025年5月号
特集1:わたしを動かしたこの一冊
特集2:ただ読むだけじゃもったいない!一歩先の読書術
編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
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