公務員が読みたい今週の3冊

ガバナンス編集部

公務員が読みたい今週の3冊【自治体は何のためにあるのか/迷いが晴れる!三つ星アンサー/自治体法務と地域創生】

NEWぎょうせいの本

2026.04.27

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今週、何読む?

読書の習慣をつけたいと思いながら、まだ始められていない…。
日々読書を嗜んでいるが、そろそろネタ切れ…「次は何を読もうか」検討中。
そんな公務員の方はいませんか?

「公務員なら読んでおきたい」業務に役立つ必携図書や、「公務員の皆様が楽しく読める」おすすめ図書をガバナンス編集部がピックアップ。毎週2~3冊をご紹介します。
「今週読みたい図書」の選定にぜひお役立てください。

【公務員が読みたい今週の3冊】バックナンバーはこちら

地方創生の矛盾を鋭く指摘
自治体の真の役割と意義を問う

【書影】自治体は何のためにあるのか

自治体は何のためにあるのか

〈地域活性化〉を問い直す

今井 照・著
岩波書店/940円+税

 自治体の使命は「今日と同じように明日も暮らし続けられることを市民に保証すること」。本書の中で何度も繰り返される主張であり強い願いだが、果たして現状は? 地方創生という名のもと“稼ぐ”=経済活動を推奨されたために疲弊し、効率化を図るはずのデジタル化も業務量を増やしているだけではないのか? 本書では自治体研究の専門家である著者が、国と自治体の構造の矛盾や問題に切りこみ、自治体の存在意義を根本から問い直す。

 鋭い指摘の先に、国と地方の分離など、本来あるべき姿を提示していく。自治体をサッカーのディフェンダー(守備)にたとえた「1点=1人も取りこぼしてはならない」という言葉が切実だ。地方創生が流行りともいえる今だからこそ、立ち止まり考えさせられる一冊。

 

若手職員のさまざまな悩みに現役の公務員研修講師が答える

【書影】迷いが晴れる!三つ星アンサー

迷いが晴れる!三つ星アンサー

若手公務員あなたの悩みに前向きに答えます

小川智史、片山久美、野原温美・著
公職研/2,000円+税

 デキる同期と比べて落ち込む、スキル不足を痛感、キャリアが描けない、上司や部署、職場での人間関係がうまくいかない…仕事のつまずき、人間関係の悩み、キャリアの不安など、若手だからこそぶつかる壁や悩みに、現役の地方公務員かつ研修講師として活躍中のキャリアコンサルタント3人が答えていく。

 研修講師として、現場で数えきれないほど多くの相談を受け真摯に向き合ってきた3人による“お悩み相談”。「失敗の数なら若手職員に負けないほど重ねてきた」というキャリコンたちは、理屈ではないリアルで等身大の言葉を本書に込めたという。肩にそっと手を置いて勇気づけてくれるような語り口が優しくも沁みる。頼もしい先輩たちのアドバイスに耳を傾けるように、本書を開いてみてほしい。

 

人気連載が待望の書籍化!

【書影】自治体法務と地域創生

自治体法務と地域創生

政策法務型思考のススメ

出石 稔、大石貴司、釼持麻衣、
津軽石昭彦、牧瀬 稔・著
ぎょうせい/2,300円+税
詳細はこちら ≫

 本誌『ガバナンス』の人気連載「自治体法務と地域創生」が待望の書籍化! 連載時から最新情報を盛り込むなどしてブラッシュアップし、さらに読みやすくなった。

 章ごとに「条例」「法執行」「議会」などテーマが設定され、地方自治・政策法務に精通する「関東学院大学地域創生実践研究所」所属の5人の執筆陣が、テーマに絡めながら自治体法務の考え方・実務の進め方のヒントを提示していく。エッセイ風の語り口で、1項目4ページ構成というつくりのため、初学者でもスムーズに読み進めることができるだろう。

 地域活性化をかなえる政策の立案・展開を目指す自治体の企画・法務担当や、地方議会議員のほか、自治体法務に興味のあるすべての人に、ぜひご一読いただきたい。

 

月刊『ガバナンス』では、おすすめ書籍7冊をまとめてご紹介!

月刊ガバナンス4月号

月刊 ガバナンス 2026年4月号
特集:ガバナンス3.0──あらたな時代の地方自治を創る
編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
詳細はこちら ≫

 

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