
公務員が読みたい今週の3冊
公務員が読みたい今週の2冊【まちづくりを仕事に/多様性と凝集性の社会学】
NEWぎょうせいの本
2026.02.02
この記事は1分くらいで読めます。
出典書籍:『月刊ガバナンス』2026年1月号
今週、何読む?
読書の習慣をつけたいと思いながら、まだ始められていない…。
日々読書を嗜んでいるが、そろそろネタ切れ…「次は何を読もうか」検討中。
そんな公務員の方はいませんか?
「公務員なら読んでおきたい」業務に役立つ必携図書や、「公務員の皆様が楽しく読める」おすすめ図書をガバナンス編集部がピックアップ。毎週2~3冊をご紹介します。
「今週読みたい図書」の選定にぜひお役立てください。
【公務員が読みたい今週の3冊】バックナンバーはこちら
地域を活性化する知恵と行動力
タウンマネージャーの仕事とは

まちづくりを仕事にする
事業と人を支え、伝え、つなげるしくみ
全国タウンマネージャー協会・編著
松井洋一郎、國廣純子 ほか・著
学芸出版社/2,000円+税
低未利用店舗を活性化させ事業を増やしたり、商店街に新たな人の流れをつくったり。本書では、各地で活躍する7人の「タウンマネージャー」たちが、どのようにまちづくりを実現させていくのかを紹介する。
経歴もさまざまな彼らが、どんな壁にぶつかり乗り越えていったのか。多くの関係者の間に立ち合意形成を果たしていくのは骨の折れる仕事だ。何年もかけ地域で関係性を築くなど地味で泥臭い仕事も多い中、「不可能を可能にしていくことがタウンマネージャーの醍醐味でありやりがい」という言葉が胸に響く。「いまあるものを活かす」「些細なチャンスを見逃さない」など、実践知からしか得られない「協働」「共創」につながるヒントが満載だ。まちづくり関係者はぜひ手に取ってほしい。
「多様性」「共生」の本質を社会学視点から深掘りする

多様性と凝集性の社会学
共生社会の考え方
岡本智周・編著
太郎次郎社エディタス/2,800円+税
他者と共に生きる=「共生」はいまの時代、欠かせないキーワードだ。本書では「共生」が内包する課題を社会学的視点から掘り下げていく。「共生」という言葉が浸透し始めた90年代からのプロセス、沖縄の民族論争、学校教育の矛盾などに切り込みながら、あるべき「共生社会」への考察と可能性を提言する。
「多様性の尊重」と「凝縮性(=属性)の確保」の両立こそが「共生」であるという主張が軸だが、多様性の尊重は「外国人」など属性の差異を意識することにつながり、無自覚に「排他」の意識を生む。「○○ファースト」思考も他者を尊重しているように見えるが、結局、属性間の線引きをしている…そんな指摘にハッとさせられる。「共生」の本質とは何か? 思考を深めるきっかけになるだろう。
月刊『ガバナンス』では、おすすめ書籍6冊を毎月まとめてご紹介!

月刊 ガバナンス 2026年1月号
特集1:祭りと地域/コミュニティ
特集2:引継ぎは一日にして成らず
編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
詳細はこちら ≫





















