公務員が読みたい今週の3冊
公務員が読みたい今週の2冊【学校DX事始め/自治体の土木担当】
ぎょうせいの本
2025.06.30

この記事は1分くらいで読めます。

出典書籍:『月刊ガバナンス』2025年6月号
今週、何読む?
読書の習慣をつけたいと思いながら、まだ始められていない…。
日々読書を嗜んでいるが、そろそろネタ切れ…「次は何を読もうか」検討中。
そんな公務員の方はいませんか?
「公務員なら読んでおきたい」業務に役立つ必携図書や、「公務員の皆様が楽しく読める」おすすめ図書をガバナンス編集部がピックアップ。毎週2~3冊をご紹介します。
「今週読みたい図書」の選定にぜひお役立てください。
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ルビコン川をクルーザーでわたる。
そんな軽快なDXガイドが出来ました。

自治体においてDXによるフロントヤード/バックヤード改革が進んでいるように、学校現場でも本年度から授業と校務のネットワークを一体化し、授業から働き方まで学校の日常を変える“NEXT GIGA”といわれる文部科学省のプロジェクトが始まっている。
しかし、昨年3月に行ったある県の教職員調査では、DXを「全く知らない」が50%強という結果が出た。同様の現場は多いだろう。
そこで本書では、クラウド、ダッシュボード、チャットなどDXに関する基本用語の解説や、活用事例を通した実践アイデアを、具体の実務に即して「これ以上ないわかりやすさ」で提示し、“文系教職員”にも腹落ちする学校DX初級本としてまとめた。多くの学校現場に、座右の一冊として活用されたい。
豊富な図表で土木の実務をわかりやすく解説

自治体の土木担当になったら読む本
橋本 隆・著
学陽書房/2,700円+税
本書は自治体の土木担当に向け、基礎知識から実務の手順・留意点までをわかりやすく解説するもの。導入部分に置かれる「土木担当の1年」の項で業務の大まかな流れをとらえつつ、続く実務の解説では「道路」と「河川」にフォーカス。法体系や管理方法から、“道路施設の長寿命化に向けた取り組み”や“激甚化する水害対策としての流域治水”など最新情勢を踏まえたトピックまで、ポイントをしっかりと押さえた内容になっている。
また、「土木担当の仕事術」と題し、クレーム対応、事務職と技術職のコミュニケーション、議会対応などのコツも解説。巻末にはブックガイドが掲載されており、そこからさらに知識を深めることが可能だ。土木のスキル習得に向けた最初の一歩としておすすめしたい。
月刊『ガバナンス』では、おすすめ書籍6冊を毎月まとめてご紹介!

月刊 ガバナンス 2025年6月号
特集1:安心で開かれた議会とは
特集2:わたしの職場の庁内報 編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
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