保育の楽しさ・尊さを再発見できる ぎょうせいの保育ライブラリ
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目 次
STEP1 「遊び」とは
1 園での「遊び」とは
2 園内畑での活動のエピソードから
STEP2 「遊び」をつくる
◎「遊び」の三つの要素
1 物
1 用紙
2 色
3 数(個数)
4 設定
●Column 子どもと素材、その背景を考える│子どもと素材の出会い
2 人
1 人と出会うこと~物に思いを向ける中での他者との出会い~
2 人と出会うこと~刺激し合う他者との出会い~
3 人と出会うこと~子どもが保育者と出会うことの価値~
3 時 間
1 時計の時間と主観的な時間
2 子どもの時間
3 浸る時間・動き出すまでの時間
4 停滞と出会いの時間
5 積み重なる時間
STEP3 「遊び」づくりで大切にしたいこと
◎「遊び」づくりで大切にしたい五つのこと
1 子どもの声を聴く
2 安心できる居場所をつくる
1 子どもの安心を支える関係性
2 子どもの安心を支える環境
3 レジリエンス
1 遊び場面における困難な状況とレジリエンス
2 レジリエンスを育むには
4 遊びづくりのための指導計画
1 作成するためには「予測」が必要になる~保育の記録を用意します~
2 作成の過程で様々な「想定」が発生する~保育者も探究していきましょう~
3 作成したことで多くの方との「共有」が可能になる~より多様な展開が期待できます~
5 遊びをつくる保育者チームをつくる
1 メモを活かす
2 聞き合う時間をつくる
3 試すことができる具体的な案を出し合う
著者プロフィール
宮田まり子(みやた・まりこ)/白梅学園大学准教授
2017年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は保育学。共著『子どもの挑戦的意欲を育てる 保育環境・保育材のあり方』(日本教材文化研究財団、2016年)、単著『園における3歳児積み木場面の検討』(風間書房、2019年)、共著『園庭を豊かな育ちの場に 質向上のためのヒントと事例』(ひかりのくに、2019年)、『幼児期の深い学びの検討 探究過程の分析』(日本教材文化研究財団、2020年)ほか。
野澤祥子(のざわ・さちこ)/東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター准教授
東京家政学院大学准教授を経て2016年より現職。内閣府「子ども・子育て会議」委員、厚生労働省「保育所等における保育の質の確保・向上に関する検討会」委員等を歴任。専攻は発達心理学・保育学。Cedepでは乳幼児の発達、保育の実践と政策に関わる研究を行っている。著書『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』(分担執筆、丸善出版、2019年)ほか。