教育・文化
イラストBOOK たのしい保育 ワクワク
1,540円（税込み）
「園庭」に焦点をあて、効果的な園庭のデザインや子どもの遊びのあり方、保育者の関わり・手立てなどに
ついて示すもの。子どもがワクワク・ドキドキできる園庭をどうとらえ・どうつくるか、環境構成の基本と
実践のヒント、事例をもとにわかりやすく提案します。
保育の楽しさ・尊さを再発見できる ぎょうせいの保育ライブラリ
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目 次
はじめに
STEP1 子どもが育つ！ ワクドキ「園庭」―環境構成の基本をしろう
１ 子どもたちのまわり
１ 子どものまわりにあるモノ・文化・社会／２ ヒトも環境
２ 幼児を包む環境―園庭の重要性
１ 「サンマ」の少ない現代の子どもの遊び環境／２ 安心して遊べる場としての園庭
３ 園庭づくりの基本
１ 指針等を踏まえた園庭計画／２ 園庭の基本的な構成要素
４ 倉橋惣三の保育理論と園庭
１ 倉橋理論における園庭の位置付け／２ 心もちと誘導保育／３ 園庭の重要性
STEP2 子どもが夢中！ ワクドキ「遊び」―自由遊びを育もう
１ 子どもの育ちへのまなざし
１ 遊びを見つめるまなざし／２ 経験の必要性（Necessity of experience）
２ 環境と園児のコラボが生み出す遊びの可能性
１ 大人の想像を超えた遊びの展開／２ 子どもが発見する遊びの可能性
３ 子どもが遊びたくなる園庭
１ ワクドキ園庭と遊びの選択肢／２ ワクドキ園庭と遊びのレベル
４ 自由遊びの意義
１ 自由遊びとは／２ 自由遊びの意義
●Column アフォーダンスという概念
STEP3 やってみよう！ 園庭デザインと保育者の関わり
１ 遊具の選択・配置・空間構成・レイアウト
１ 園庭づくりへのまなざし／２ 傾斜付砂場のレイアウトと遊び
２ 危険と安全をどう考えるか
１ 危険に対する考え方の基本／２ 園庭管理における三つの基本
３ 自由遊びを活性化する保育者の役割
１ 保育者の関わり方／２ 保育者の専門性
●Column オープン遊具とクローズド遊具
STEP4 ワクドキがとまらない！ まねっこしたい園庭アイデア
１ 認定こども園さざなみの森
１ さざなみこども園の保育／２ 食べられる園庭（Edible Playground）
３ ラビリンスの作成／４ 園庭づくりは試行錯誤の連続
２ 長浜市立長浜南認定こども園
１ 長浜南認定こども園の概要／２ これまでの神田山での遊び
３ 神田山を活かす新たな遊びの工夫と子どもたちの姿
４ 神田山を活かした遊びのこれから
●Column 地域とともに育む
参考文献
おわりに
著者プロフィール
炭谷将史（すみや・まさし）／聖泉大学人間学部教授
幼児教育施設の保育支援や子育て支援、スポーツ教室の開催など幼児・児童およびその保護者を対象とした事業を展開する、一般社団法人スタジオふらっぷを主宰。主な著書に『遊びの復権─子どもが育つ環境づくり』（おうみ学術出版会、2018年）など。
