
【イベント】奈良国立博物館 特別展 「神仏の山 吉野・大峯 ―蔵王権現に捧げた祈りと美―」ボストン美術館共同企画「南都仏画―よみがえる奈良天平の美―」
NEWイベント情報
2026.04.13
●特別展「神仏の山 吉野・大峯 ―蔵王権現に捧げた祈りと美―」
開催趣旨
神々や仙人が住まう、神秘的で謎めいた場所として崇められてきた吉野。奈良の吉野から和歌山の熊野へと至る大峯の険しい山々は、山岳修行はじまりの地とされ、古来人々は特別な力や悟りを得ようと大自然の中に身を投じてきました。とくに吉野から大峯の山上ヶ岳は、「金峯山」と呼ばれ、弥勒が現れる未来のための黄金を秘める霊山として信仰を集めました。平安時代には天皇や藤原道長ら都の貴族がこぞって参詣し、さらに南北朝時代には後醍醐天皇が山内に政治の拠点を置いたように、各時代を通じて特別な場所でありつづけました。
1000年以上も前、道長は金峯山独自の尊格・蔵王権現に捧げるため、みずから経巻を書写して金峯山に埋納しました。近年、この紺紙金字経の断簡が金峯山寺で大量に発見され、大きな注目を集めましたが、このたび三か年をかけて保存修理が行われ、経巻の姿を取り戻しました。
本展では、道長自筆の国宝・紺紙金字経を修理後初公開するとともに、山岳修行の祖・役行者像や蔵王権現像、曼荼羅や鏡像、人々が祈りを捧げた神像や仏像など、自然と神仏への信仰が一体となって生み出されたこの地域ならではの宝物を一堂に展観します。
山が連なる大自然、そこに神と仏が宿り、やがては修験道の聖地、そして桜の名所ともなった吉野・大峯。本展はその歴史と魅力を余すところなくご紹介する展覧会です。
開催概要
日時
2026年4月10日(金)~ 6月7日(日)
[前期]4月10日(金)― 5月10日(日)
[後期]5月12日(火)― 6月7日(日)
午前9時30分~午後5時
※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日
※ただし4月27日(月)、5月4日(月・祝)は開館
会場
奈良国立博物館 東西新館
〒630–8213 奈良市登大路町50番地
【アクセス】
近鉄奈良駅下車徒歩約15分
JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス(外回り)「氷室神社・国立博物館」下車すぐ
展示構成
第1章 伝説の地 吉野 役行者と蔵王権現に出会う
第2章 金峯山めざして 藤原道長の埋経
第3章 ひろがる信仰世界 修験者・縁起・曼荼羅
第4章 後醍醐天皇 吉野へ 山上の新政権
第5章 豊臣秀吉 華の宴 神木の桜花に詠う
第6章 近世・近代の吉野と奈良
観覧料金

問い合わせ
奈良国立博物館
050-5542-8600(ハローダイヤル)
詳細はこちら
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/yoshino_omine2026/index.html
●ボストン美術館共同企画 特別展「南都仏画―よみがえる奈良天平の美―」
開催趣旨
「南都」と呼ばれた奈良に、古代から連綿と受け継がれてきた珠玉の仏教絵画、それが「南都仏画」です。奈良時代には後世まで規範とされていく国際色豊かな天平絵画が大寺院を彩り、平安時代になると貴族好みの優美な仏画が盛んに礼拝されました。南都仏教の復興期にあたる鎌倉時代以降、天平の図像にもとづく復古的な仏画が描かれるようになるとともに、「南都絵所」と呼ばれる奈良の仏画工房に所属した絵仏師たちが、仏画や絵巻の制作、さらには仏像の彩色にも携わるようになります。
本展覧会は、「南都仏画」の歴史を選りすぐりの仏画・仏像の名品とともにたどる初の試みです。特に注目は、米国・ボストン美術館が所蔵する南都ゆかりの仏画の優品が一挙里帰りすることです。約20年の構想を経て実現する国際共同企画として、ボストン美術館と奈良国立博物館所蔵の2大コレクションが集結します。さらには、南都のまぼろしの名刹・内山永久寺の堂内を彩った名画が一堂に会する貴重な機会となります。本展覧会でしか体験できない「南都仏画」の魅力を、ぜひ心ゆくまでご堪能ください。
開催概要
日時
2026年7月18日(土)~9月13日(日)
[前期]7月18日(土)― 8月16日(日)
[後期]8月18日(火)― 9月13日(日)
午前9時30分~午後5時
※8月5日(水)~7日(金)、8月9日(日)~14日(金)は午後6時まで、
8月8日(土)、8月15日(土)は午後7時まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日・7月21日(火)
※ただし7月20日(月・祝)、8月10日(月)は開館
会場
奈良国立博物館 東西新館
〒630–8213 奈良市登大路町50番地
【アクセス】
近鉄奈良駅から登大路を東へ徒歩約15分、
JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ
展示構成
詳細につきましては、確定次第、公式サイト等にて発表される情報をご確認ください。
https://nantobutsuga2026.exhibit.jp
観覧料金
詳細につきましては、確定次第、公式サイト等にて発表される情報をご確認ください。
https://nantobutsuga2026.exhibit.jp
問い合わせ
奈良国立博物館
050-5542-8600(ハローダイヤル)





















