【特別企画】車両管理のデジタル化AI活用で、業務効率と安全対策の向上を図る

NEW地方自治

2026.04.01

★この記事は、月刊「ガバナンス」2026年4月号に掲載されています。本誌はこちらからチェック!

月刊ガバナンス4月号

月刊 ガバナンス 2026年4月号
特集:ガバナンス3.0──あらたな時代の地方自治を創る
編著者名:ぎょうせい/編
販売価格:1,320 円(税込み)
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車両管理のデジタル化AI活用で、業務効率と安全対策の向上を図る

――株式会社キャリオット

株式会社キャリオットは、車両動態管理システム「Cariot(キャリオット)」を提供している。車両の位置情報の活用とアルコールチェックや運転日報のなどの管理業務のDXにより、運転業務に関わるドライバーや管理者の業務効率化と働き方改革を支援するクラウドサービスだ。人材・建設・製造業等の営業車両に加え、公用車の有効活用などにより自治体への導入も広がっている。

株式会社キャリオット・ビジネスデザイン部長の森竹雄治さんの写真
株式会社キャリオット・ビジネスデザイン部長の森竹雄治さん。

車両管理業務を最適化

  「Cariot」は2016年にサービスを開始した。車両に装着した通信型車載デバイス(GPSロガーやドライブレコーダー)やスマートフォンアプリで車の位置情報を取得するとともに、日報の自動作成やアルコールチェック記録のクラウド管理など、車両運用に関わる業務を網羅的に支援し、業務の効率化・最適化を図るサービスである。

 「紙の日報や不透明な位置情報など従来のアナログによる車両管理をIoTやクラウド技術を活用してデジタル化することで、現場の様々な課題を解決しようと開発したサービスです。車両のリアルタイム走行データの可視化を通じて、業務効率化と安全性の向上、現場の働き方改革の支援をめざしています」とビジネスデザイン部の森竹雄治部長は、開発の経緯とねらいを話す。

 「Cariot」は、①3秒に1回の高頻度のデータ更新で車両の現在地を正確に把握できる「高いリアルタイム性」、②アルコールチェックと連動した運転日報が作成でき、Bluetooth連携検知器で運用の手間の削減とコンプライアンス遵守を両立する「管理業務のデジタル一元化」、③専門知識がなくても直感的に操作できるAI機能やレポート・ダッシュボード機能によって集計・分析結果をそのまま改善に活かせる「データ分析による課題解決」――が特徴。「クルマがつながる、シゴトが変わる」をタグラインに掲げて、企業や自治体などにサービス導入を働きかけている。

 「法令遵守の徹底や事故リスクの低減はもとより、管理工数の大幅な削減や客観データに基づく車両台数の適正化とそれに伴うコスト削減を実現できます」と森竹部長はメリットを強調する。

業務負担を大幅に削減

  導入に向けては、キャリオットの営業担当が業務効率化や安全対策、法令対応などの解決したい課題や要望をヒアリングし、その上で用途や予算に合わせてデバイスを選定して最適なプランを提案。その内容で目的が達成できそうであれば契約を締結し、デバイス納品後に、利用する従業員や車両の情報の登録など初期設定を行って運用するのが流れ。

 「シガーソケット型デバイスであれば差し込むだけで設置でき、工事不要。申込み後、数週間から1か月くらいで利用できます」と森竹部長。

 現在、物流・運送業、建設業、製造業など400社超が導入し、また千葉県松戸市が高齢者の社会参加や外出機会の創出を通じた介護予防の推進などを目的にした電動車「グリーンスローモビリティ」の運行に利用するなど自治体への導入も広がっている。

 導入効果としては、第一に業務効率化とDX化の実現が挙げられる。紙の日報やアナログの車両予約から解放され、担当者の事務負担を劇的に軽減。多数の車両を保有する企業の報告・集計業務で、年間1000時間以上の削減を実現している。自治体では、複数部署にまたがる公用車予約のオンライン化や走行データの自動取得による運転日報のペーパーレス化が図られるのが利点だ。

 また、▽アルコールチェックの徹底と職務中の事故防止に対する強力な支援、▽走行データの裏付けに基づく、車両のEV化やCO2排出削減など脱炭素の実現と、燃費が悪化した車両の特定による車両更新の判断や効率的な巡回ルートの再設計、▽コミュニティバス等の位置情報の住民への公開による交通利便性向上――などの効果が報告されている。

AIによる車両管理を開始

  25年11月からは、AI車両管理ポータル「Cariot Copilot(キャリオット・コパイロット)」の提供を開始した。管理者が自然な言葉で問いかけるだけでAIが膨大な車両データから必要な情報を即座に回答することから、データ検索と即時の状況把握が容易になった。また、対応が求められる「異常(逸脱)」をAIが自動検知して管理者などに通知するので、安全管理の強化が図られる。「AIの活用で、管理者のデータ集計やチェックの負担が軽減されて業務効率化が図られ、データ分析によって車両の削減や部署間のシェアリングにも寄与します。自治体の業務改善や働き方改革に力を発揮すると確信しています」と森竹部長。今後もユーザーの要望等を反映して改良を加え、車両動態管理システムを進化させたいと意欲をみせている。

キャリオット コパイロット
新機能を搭載したAI車両管理ポータル「Cariot Copilot(キャリオット コパイロット)」。データの抽出機能に加え、設定・操作・分析の各フェーズで強力なアシスタント機能を提供。

Cariot導入事例:千葉県松戸市 高齢者支援課

【公用車DX】位置情報の活用で利用者の利便性と運用効率を上げる

グリーンスローモビリティ

導入前の課題
 松戸市高齢者支援課では、令和4年度より地域の互助による運行の「グリーンスローモビリティ」事業を実施しています。本事業は、高齢者の介護予防を目的とするとともに、住民同士の交流の場としても機能しています。事業の主体は地域住民ですが、地域の方々の負担にならない簡易な運用と、登録やログインが不要で気軽に車両の現在地が分かる等の機能を持つサービスを探していました。

「Cariot」導入の選定理由
 その解決策として車両動態管理システム「Cariot」を導入しました。決め手は、ID入力等しなくても位置情報を確認できる「DriveCast」機能と、機器の操作負担が少なく、かつ低コストだった点でした。

成果
 トライアル導入後、位置情報の取得スピードと精度の高さに驚きました。また、機器はシガーソケットに接続するだけで工事が不要で、車両の電源を入れると自動起動するため、ドライバーの方も操作を意識せず運転に集中できるようになりました。

今後の展望
 本事業により、コロナ禍で外出を自粛していた高齢者の方の外出機会が創出され、防犯パトロールや各イベント等にも活用されています。その中で、「Cariot」は安全運行や利用者の利便性向上に不可欠な存在として、今後も地域の安全運行管理に活用していきたいと思っています。


▼車両動態管理システム「Cariot」紹介ページ
https://www.cariot.jp/
車両動態管理システム「Cariot」紹介ページQRコード

▼「Cariot」導入事例
https://www.cariot.jp/case/
「Cariot」導入事例QRコード

▼AI車両管理ポータル「Cariot Copilot」へのお問合せはこちら
https://www.cariot.jp/form/contact/
お問い合わせQRコード

【企画提供】
株式会社キャリオット
TEL:050-1782-3760


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