公務員が読みたい今週の3冊

ガバナンス編集部

公務員が読みたい今週の3冊【自治体秘書担当 仕事のトリセツ / 地方公務員法とひもとく わたしの働き方 / ビジネスに効くDX】

NEWぎょうせいの本

2026.09.08

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今週、何読む?

読書の習慣をつけたいと思いながら、まだ始められていない…。
日々読書を嗜んでいるが、そろそろネタ切れ…「次は何を読もうか」検討中。
そんな公務員の方はいませんか?

「公務員なら読んでおきたい」業務に役立つ必携図書や、「公務員の皆様が楽しく読める」おすすめ図書をガバナンス編集部がピックアップ。毎週2~3冊をご紹介します。
「今週読みたい図書」の選定にぜひお役立てください。

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首長を支える「黒子」の仕事を4コマ漫画で明快に解説

【書影】自治体秘書担当 仕事のトリセツ

〈マンガ&図解〉

自治体秘書担当
仕事のトリセツ

福島弘行・著
学陽書房/2,300円+税

 自治体の秘書課は、首長や知事など「トップ」を支え、組織の中枢を担う大切な仕事である。さまざまな能力が必要とされる秘書課の仕事のイロハを、本書では親しみやすい絵柄の4コマ漫画とともにわかりやすく解説。

 主人公は秘書課に異動したばかりの新人、北本さくら。先輩のアドバイスのもと、悩みながらも市長の秘書として成長していく。その姿を通して、秘書業務の心構えや具体的な実務のポイントが身につくという、初心者にも理解しやすい構成だ。スケジュール管理や来客対応、議員や職員など庁内外での調整に加え、不測の事態への対応力、気配り、情報収集力…。実は秘書の仕事は、どんな仕事でも必要な普遍的な仕事力でもある。秘書課に限らず幅広い部署の職員に手に取ってほしい。

 

法を“自分ごと”に引き寄せ
毎日の公務を見つめ直す

【書影】地方公務員法とひもとく わたしの働き方

地方公務員法とひもとく
わたしの働き方

鳥羽 稔・著
公職研/2,200円+税

 「仕事を淡々と“こなす” 毎日が続いている」こうした悩みの原因は、根本的な「仕事の理解」の欠如かもしれない。リクリートマネジメントソリューションズが2023 年に行った調査では「入社後1年目の壁」の2位に「与えられた仕事の意味ややりがいが感じられず、やる気が出なかった」がランクインしている。

 本書は、地方公務員の職務の土台である地方公務員法を手がかりに、公務員倫理や身分保障、任用・人事異動など自治体職員が抱える“なぜ” を、入庁1年目の「佐藤さん」の等身大のストーリーとともに丁寧に解説。厳格な規則や人事異動に悩まされ「仕事の理解」が追いつかない若手職員はもちろん、彼らに寄り添う上司やベテラン職員も、公務の“理由” が明確になり、日々の業務の捉え方が変わるはず。

 

DXとは「変革」のこと
まずは本質を理解すべし

【書影】ビジネスに効くDX

ビジネスに効くDX

上司から指示・質問をされたら?
部下から提案されたら?

中谷純之・著
中部経済新聞社/1,800円+税

 世の流れに乗って我が職場でもDXを進めたい。だがそもそも「DXとは何ぞや?」と聞かれても自信をもって答えられる自信はない…そんな思いを抱いている方も多いのでは。

 県の職員として数々のDX推進の旗振り役を務めてきた実績をもつ著者は、本書の中で、単にペーパーレスやデジタル化することではなく「DXとは変革のこと。手段ではなく目的なのだ」と明言。厳密に定義することに意味はないとしつつも、流行りともいえる風潮やその使われ方に違和感を唱え、DXの本質を、語りかけるような筆致で丁寧に教示する。

 今後のDXに必須のIoT、AIについても起源に立ち返り可能性を展望、すべての章末ではコラムとして経験から得た知見を惜しみなくシェアしている。まさに現場で「効く」内容だ。

 

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