東西南北デジデジ日記 vol.34 今週の担当:【西】多田功

地方自治

2022.06.09

東西南北のそれぞれで奮闘する現役自治体職員と元自治体職員4名によるリレー日記。タイトルに冠しているとおり、テーマはデジタルなれど、小難しいこと抜きに、多彩な切り口で「自治体×デジタル」を考えてみよう、な日記です。「2025年の崖」の前にはだかる言葉の壁、と【西】の多田さん。

―――――2022年6月9日 Thu.―――――――

 

戻りつつある日常

vol.33で千葉さんの書かれた「リアル」な日常が少しずつ戻りつつあります。

今までオンラインでやっていた講演や研修もだんだんリアル開催が増え、ようやく「リアル」で名刺交換する機会も増えてきました。

そういった中で、オンラインでしか会ったことがなかった人と初対面して「多田さんって存在してたんですね」と言われたり、オンラインでしか話をしたことがないと思っていた方と初めて名刺交換するときに「以前交換しましたよ」と言われたり、人の背の高さに驚いたり(笑)と「新たな日常」も始まりつつあります。

また、オンラインならではのブレイクアウトルーム機能の活用や、遠方へ移動しなくてもよい交流といった新たな文化もできましたから、こういったものもうまく使っていきたいところですね。

 

今年も半年が過ぎ…

あっという間に6月となってしまいました。

前回は5月のゴールデンウィークの後でしたから、2022年の前半がもうすぐ終わってしまうことに驚いてしまいます。

昔、上司に「年を取ると時間が経つのが早く感じるから」と言われましたが、まさにその感覚です。

その上司には、「自分自身の知識や経験が増えて、自分の中で新しい経験に対する新鮮さがなくなるのと、それに比例してできることが多くなるので、時間が経つのが早く感じるのではないですか。なので、ものすごくうらやましいです」と答えたのですが、自分自身がその感覚になるのはまだまだ時間がかかりそうです。

行政機関におられる皆さんは年度単位で業務をされていますので、前年度の出納閉鎖が終わり決算審査への準備段階に入る時期ですね。ホント時間の経つのは早いものです。

 

2025年の崖

vol.30では、「情報部門のお仕事」で特にコミュニケーションが大事であることをお伝えしました。

「情報部門の人たちってパソコンと向かい合ってプログラム書いてるんでしょ」
と思われがちですが、まったくそんな感じではなくなってきています。
メインフレーム(汎用コンピュータ)を使い、ソースコードを書いてきた職員はもはや絶滅危惧種になっているような気がします。

僕自身はソースコードを触ってきたわけではありませんので、昔を懐かしんでCOBOLの会話になってもまったく意味がわかりません(笑)。
業務効率を上げるために、止むに止まれずVisual BasicやPHPぐらいを勉強したぐらいです。

たまに、「プログラム言語の勉強をしたいのですが、どんな言語を覚えたらいいですか」という質問を受けるのですが、正直わかりませんし、自分のやりたいことに対して対応できるかで決めればいいと答えています。

2018年に経済産業省が発表した「DXレポート」において、
「DXが進まなければ2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性がある」
と示され、衝撃を与えました。

もう2022年ですが、DXの行く末はどうなるんでしょうね。
時間が経つのは早いね〜でこのまま終わっちゃうのでしょうか。

 

言葉の壁

「デジデジ日記」では「自治体×デジタル」を小難しいこと抜きに、多彩な切り口でデジタルを考えてみようとそれぞれが書いてますが、そもそも「デジタル」って言葉にふさわしい漢字ってなんでしょうね。
「電子化」や「情報化」が正しいのでしょうか。

では「DX」を漢字で言い表すとどんな字になるのでしょうか。

「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」
というのが本来の概念ですが、
漢字だけで表すと個人的には、
「価値変革」
なのではないかと思っています。

情報部門あるあるなのかもしれませんが、やたらとカタカナ専門用語が多いですよね。
お互いの考えを確認しないまま簡単に使いすぎて、意思の疎通を妨げていると思うのは僕だけでしょうか。

例えば「スマートシティ」を漢字で表すとどういった表現なのでしょう。

加古川市では「情報通信技術利活用事業」と表現していますが、最近の話を踏まえると「情報通信技術を利活用した地域創生並びに市民の幸福感向上に向けた取り組み」になるように思います。

もはや漢字では表現できない気がします。

あえて漢字にすれば「地域創生情報化事業」、
……イメージと違うな(笑)。

「情報通信技術幸福感向上事業」?
もはや意味すらわからなくなっています。
だれか答えを教えてください!!

普段さらっと使っているカタカナ専門用語を日本語で表現してみると、思いのほか相手が思っている単語と違っていたりするものです。
そのあたりから意思疎通(カタカナを使えば「コミュニケーション」ですね)を図っていくとよいのかもしれませんね。

それではまた! デジデジ!!

 

~次回の日記は6月16日(木)に更新予定です!~

 

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千葉大右・多田 功・山形巧哉・今村 寛

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